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主要地方道(しゅようちほうどう)は日本における道路の分類の一つで、道路法第56条の規定により建設大臣(現国土交通大臣)が指定する主要な都道府県道または市道である。このうち、北海道内の主要地方道は主要道道と称される。高速自動車国道や一般国道と一体となって広域交通を担う幹線道路として位置付けられており、整備や維持管理に要する費用の一部を国が補助することができる。路線は建設省告示で指定されている〔国土交通省発足後の新規指定は行われていない。〕。 広域交通を担うという位置付けから、二つ以上の自治体を経由するもの、あるいは全区間が単一の自治体に含まれるものでも起点・終点の少なくとも一方が駅(停車場)・インターチェンジ・港湾・空港となっているものがほとんどである。ただし指定後に沿線の自治体が合併したために上記のような性格を持たないものもある。 == 指定の沿革 == 主要地方道は、これまでに6度にわたり指定が行われている(日付は告示日)。 * 第1次: 1954年(昭和29年)1月20日 * 第2次: 1964年(昭和39年)12月28日 * 第3次: 1971年(昭和46年)6月26日 * 1972年(昭和47年)5月23日(沖縄県のみ。沖縄返還による) * 第4次: 1976年(昭和51年)4月1日 * 第5次: 1982年(昭和57年)4月1日 * 第6次: 1993年(平成5年)5月11日 一般国道の新規路線の区域の多くは主要地方道が昇格したものである。そのため第3次以降の主要地方道指定は、いずれも一般国道の路線指定施行のおおむね1年後に行われ、国道に昇格した路線の廃止(従前の告示の廃止による)、従来路線の継続指定、新規路線の指定などが行われる。この告示に基づき、各都道府県は路線の認定・変更・廃止を行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「主要地方道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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