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久多(くた)は京都府京都市左京区の最北端に位置する地区名である。 川合町(かわいちょう)・下の町(しものちょう)・宮の町(みやのちょう)・中の町(なかのちょう)・上の町(かみのちょう)の五つの集落から成る。茅葺屋根の民家が残る地域であるが、近年過疎化が進んでいる。 == 自然 == 経度緯度はおよそ北緯35度26分、東経135度87分。標高800~900メートルの山々に囲まれた集落で、夏は冷涼な気候であるのに対して冬は寒さが厳しく豪雪でもある。 * 久多川:安曇川水系。上流の滝谷には「一の瀧」「馬尾の瀧」と呼ばれる滝がある。 * 三国岳:滋賀県高島市、京都府南丹市との境に所在する山。山名は近江国、丹波国、山城国の境を分けることに由来する。標高959.0メートル。 * 経ヶ岳:滋賀県高島市との境に所在する山。標高889メートル。 * 鎌倉山:滋賀県大津市との境に所在する山。標高950.5メートル。 * 八丁平:最高峰の峰床山は標高970.0メートル。近畿地方では珍しい高層湿原。 * 久多の大杉:大川神社に立つ、樹高約40メートル、幹周約6.6メートルの大木。1987年5月1日、京都市の天然記念物として指定・登録。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「久多」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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