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久慈市(くじし)は、岩手県北東部に位置し、北上山地を背に太平洋に面する市。市の中心部は久慈湾の奥部にある。 == 概要 == * 三陸復興国立公園の北部に位置し、国内最北端の海で漁をする「北限の海女」の町。また、世界有数かつ国内最大のコハクの採掘産地としても知られ、琥珀博物館もある(国内唯一の採掘地との表記もしばしば見受けられるが、実際には久慈市以外でも採掘例はある)。 * 167万キロリットルを貯蔵する日本地下石油備蓄株式会社久慈事業所(久慈国家石油備蓄基地)には日本初の地下水族科学館「もぐらんぴあ」と石油文化ホールを併設する(もぐらんぴあは東日本大震災で全壊、タレントで魚類学者のさかなクンや全国の水族館からの援助により市内駅前で「もぐらんぴあ まちなか水族館」として開館した)。 * 文化面にも力を入れており、1999年(平成11年)2月には黒川紀章の設計で音響重視型の多目的ホールと創造型小劇場を持つ久慈市の芸術文化の総合拠点施設「アンバーホール」が開館(館長・アリオン音楽財団理事長 江戸京子)、世界的指揮者である小澤征爾など著名人が公演している。 * 600年以上の歴史をもつといわれる久慈秋祭りが9月第3金曜日から日曜日の3日間盛大に行われ、大勢の観光客が訪れる。 * 200年の歴史を持つ小久慈焼きの窯元では、毎年5月に開催される「小久慈焼陶芸まつり」が盛況。 * 2006年(平成18年)12月末には長内川で日本への飛来が非常に珍しい「ナキハクチョウ」が羽を休め、全国各地から愛鳥家が観察に訪れた。 * 柔道の神様といわれた三船久蔵柔道十段の生誕の地であり、柔道が盛んである。久慈市は「柔道のまち」をキャッチフレーズに、岩手国体柔道競技の開催、久慈市立三船記念館(昭和33年開館・その後移転)を開設し、かつては久慈市が、三船十段杯国際柔道大会を開催したほか、東北地区レベルの柔道大会や強化合宿の招致を積極的に行っている。特に毎年9月に行われる三船十段杯争奪柔道大会は50年以上の歴史を持ち、東北地区から優秀な選手が久慈に集まってくる。また三船記念館柔道スポーツ少年団は東北でもトップレベルで全国的にも上位に進出している。 * 野球も盛んであり、各年代に渡ってアマチュア野球のレベルは高い。社会人野球チーム・スポーツ少年団野球チームともにレベルが高く、高校野球は1979年夏に久慈高等学校が、1993年夏には久慈商業高校が甲子園に出場し、川上投手(現中日)率いる徳島商業と死闘を演じた。近年は有力選手の市外流出が激しく、市内高校野球部はあまり振るわない。2012年には久慈中学校野球部が東北中学校野球大会で優勝し第34回全国中学軟式野球大会に出場した。 * 久慈市営プールではミュンヘンオリンピックに出場する選手が強化合宿を行った。 *東北文化学園大学付属久慈幼稚園は建築家として有名なウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計事務所によるものである。 *2013年度前期(4月 - 9月)放送のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』において、ドラマの舞台の1つである架空の市「北三陸市」の場面のロケが各地でおこなわれたことにより、放送開始以後観光客は増加、また関連イベントも開催された〔なるか、三陸鉄道の脱「あまちゃん頼み」観光客は23倍だが、黒字化は…?? 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「久慈市」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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