翻訳と辞書
Words near each other
・ 九一式印字機
・ 九一式広軌牽引車
・ 九一式徹甲弾
・ 九一式戦闘機
・ 九一式手榴弾
・ 九一式欧文印字機
・ 九一式水上偵察機
・ 九一式発動機
・ 九一式車載軽機関銃
・ 九一式軽貨車
九一式重戦車
・ 九一式飛行艇
・ 九一式魚雷
・ 九一駅
・ 九丁目、泣いて笑った交差点女の中の男一匹
・ 九七司偵
・ 九七大艇
・ 九七式七粍七固定機銃
・ 九七式中戦車
・ 九七式中戦車 チハ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

九一式重戦車 : ミニ英和和英辞書
九一式重戦車[きゅういちしきじゅうせんしゃ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [く]
  1. (num) nine 
: [いち]
  1. (num) one 
一式 : [いっしき]
 【名詞】 1. complete set 2. all 3. everything 
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 
: [おも]
  1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important
重戦車 : [じゅうせんしゃ]
 (n) heavy tank
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦車 : [せんしゃ]
 【名詞】 1. tank (military vehicle) 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

九一式重戦車 : ウィキペディア日本語版
九一式重戦車[きゅういちしきじゅうせんしゃ]

九一式重戦車(きゅういちしきじゅうせんしゃ)または試製九一式重戦車(しせいきゅういちしきじゅうせんしゃ)とは、大日本帝国陸軍1931年昭和6年)(皇紀2591年=旧軍の兵器は昭和以降皇紀の下2桁で呼称する)に開発した重戦車試製二号戦車とも呼ばれる。
== 概要 ==
本車は初めての国産戦車である試製一号戦車(の改修型)を改良した物である。試製一号戦車は1927年(昭和2年)に開発され、富士演習場で軍関係者や一般市民の前で行われたデモンストレーションでもおおむね好評であったが、唯一の欠点は重量が当初予定していた値より2t重い18tとなり、最高速度が20km/hに低下したことだった。
当時、陸軍の仮想敵はソ連であり、想定していた主戦場は不整地が多く、軟弱な地盤の中国大陸だった。ゆえに試製一号戦車の採用は見送られ、代わりに八九式軽戦車が採用された。
ただし、敵に対し優位に立つために重戦車も必要と考えた陸軍が、1928年(昭和3年)3月28日に開発を決定したのが本車である。
重量は試製一号戦車と同じく18t、ただしエンジン出力が増大したため、最高速度は25km/hに向上している。主砲口径も、初期には57 mm戦車砲で、後に70 mm戦車砲(型式不明)に換装し、攻撃力がアップしている。
また、機関銃は試製一号戦車同様、車体前部と後部に設けた小銃塔に1挺ずつ、および、砲塔後部にかんざし式に1挺(これは試製一号戦車には無く、ビッカースC型中戦車以降の装備)の、合計3挺装備している。
本車は起動輪(スプロケットホイール)が車体後方にある後輪駆動方式である。車体前方の誘導輪(アイドラーホイール)にも履帯外れ防止用の歯(スプロケット)がある。また誘導輪の位置を前後に微調整することで、履帯のテンションを調整することができた。消音器(マフラー)は、機関室の右側面に1つ配置されている。
試作車輌なので、車体は軟鋼製であった可能性がある(一般に試作車輌は、実戦用ではないので対弾性能が必要無いことと、製造・修正・改造しやすいよう、軟鋼で作られる)。車体前面左側に乗降扉がある。
本車の生産数は1輌と少ない。4年後の1935年(昭和10年)には本車の改良型として九五式重戦車が作られたが、こちらも4輌しか作られていない。




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「九一式重戦車」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.