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九三式側車付自動二輪車(きゅうさんしきそくしゃつきじどうにりんしゃ)とは、日本陸軍で使用されていた側車付自動二輪車の制式名である。 同車両は米国ハーレーダビッドソン社の製品に一部の改良を加えたもので、既に陸軍が採用していた同社製の側車付自動二輪車と酷似していた。 ==制式採用の経緯== 陸軍では従来米国製車両を使用していたが、日本内燃機株式会社および「シシドオートバイ」株式会社による国産民生品の製造開始により、これらを昭和8年1月より制式採用に向けて陸軍技術本部が比較検討開始。両社より各4両購入し走行試験。性能十分なるも多数の改良が必要との結論。同年11月、各部修正済みの両者製品各1両を購入、実走試験を行う。性能の著しい向上が見られたが、なお改良が必要となる。以後改良を継続、軍用目的に十分な性能が得られたが、「シシドオートバイ」解散により日本内燃機製が採用される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九三式側車付自動二輪車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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