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九九式艦上爆撃機 : ミニ英和和英辞書
九九式艦上爆撃機[あいち きゅうきゅうしきかんじょうばくげきき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [く]
  1. (num) nine 
九九 : [くく]
 【名詞】 1. multiplication table 
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 
艦上 : [かんじょう]
 (n) aboard a warship
: [じょう]
 (n,pref,suf) 1. first volume 2. superior quality 3. governmental 4. imperial 5. top 6. best 7. high class 8. going up 9. presenting 10. showing 1 1. aboard a ship or vehicle 12. from the standpoint of 13. as a matter of (fact) 13. superior
: [ばく]
  1. (int) exclamation 2. burst of laughter
爆撃 : [ばくげき]
  1. (n,vs) bombing (raid) 
爆撃機 : [ばくげきき]
 (n) bomber
: [き, はた]
 (n) loom

九九式艦上爆撃機 : ウィキペディア日本語版
九九式艦上爆撃機[あいち きゅうきゅうしきかんじょうばくげきき]

愛知 九九式艦上爆撃機(あいち きゅうきゅうしきかんじょうばくげきき)は、昭和11年(1936年)「十一試艦上爆撃機」として試作が始まり、愛知航空機(1943年愛知時計電機から独立)が受注・生産を行い、太平洋戦争初期に活躍した、日本海軍の艦上急降下爆撃機。通称「九九式艦爆」、もしくは「九九艦爆」。記号はD3A。アメリカ側コードネームはVal(ヴァル)。
== 開発 ==

=== 十一試艦上爆撃機から一一型 ===
当初海軍から試作の下命を受けたのは、中島飛行機三菱航空機・愛知航空機であったが、三菱は早期に開発を断念し、中島と愛知が開発競争を行った。十一試艦上爆撃機では実用化に向けて堅実な設計が求められ、エンジンは既存の九六式艦上爆撃機搭載の中島「光」一型の改良型を用いることとされた〔海軍 九九式艦上爆撃機 古峰文三 歴史群像2010年2月号 P16-19 学習研究社〕。
愛知は、ドイツハインケル He 70(海軍が民間型を1機輸入)を参考に〔、全金属製・固定脚、主翼両側下面に急降下制動ブレーキ板(ダイブブレーキ)を配置し、主翼は低翼式を採用、主翼・尾翼の端を楕円形とした。
昭和13年(1938年)に初飛行に成功。開発当初の本機の挙動は不安定で、何度も改良を余儀なくされた。特に問題であったのは翼端失速による不意自転である。これを主翼の捩じり下げの増加、および垂直尾翼前方のヒレ〔を追加して解決した。本機は中島社製の十一試艦爆と競争試作されたものであるが、中島十一試艦爆は海軍側の要求変更に対し、設計が間に合わず納期遅れで失格となった。これにより本機は昭和14年12月16日、「九九式艦上爆撃機一一型」として海軍に正式採用された。試作機は中島製の光一型エンジンであったが、量産機では三菱の金星四四型(または四三型)が搭載された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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