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九二式手榴弾 : ミニ英和和英辞書
九二式手榴弾[きゅうにしきてりゅうだん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [く]
  1. (num) nine 
: [に]
  1. (num) two 
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 
: [て]
 【名詞】 1. hand 
手榴弾 : [てりゅうだん, しゅりゅうだん]
 (n) (hand)grenade
榴弾 : [りゅうだん]
 (n) high-explosive projectile
: [たま]
 【名詞】 1. bullet 2. shot 3. shell 

九二式手榴弾 : ウィキペディア日本語版
九二式手榴弾[きゅうにしきてりゅうだん]

九二式手榴弾(きゅうにしきてりゅうだん)は、大日本帝国陸軍の使用した手榴弾である。外形は九一式手榴弾と変わらないが、内容物にはあか剤、みどり剤と呼ばれる化学物質を充填していた。
== 概要 ==
九二式手榴弾は二種類の弾薬が存在する。九二式「あか」曳火手榴弾と、九二式「みどり」曳火手榴弾である。これらは爆発すると、内蔵する毒物によってくしゃみ、催涙を起こさせた。二種類とも十年式擲弾筒からの発射が可能だった。外形は九一式手榴弾と変わらず、全備弾量は「あか」590g、「みどり」587gである。これらは陸軍科学研究所で開発された。
九二式「あか」曳火手榴弾は、1927年昭和2年)に研究に着手、1930年(昭和5年)3月に第一回試験を行った。その後、九一式手榴弾と弾体を統一し、小改修後の1933年(昭和8年)11月に仮制式を上申した。九二式「みどり」曳火手榴弾も同様に、1927年(昭和2年)に研究着手、1931年(昭和6年)12月に完成し、1933年(昭和8年)11月に仮制式を上申した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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