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九二式重装甲車(きゅうにしきじゅうそうこうしゃ)は、日本で開発され、1932年〔皇紀2592年、昭和以降の旧軍の兵器は皇紀の下2桁を取って呼称する。〕に正式採用された装甲車。実質的には豆戦車であり、騎兵部隊や戦車部隊で使用された。 == 前史 == 第一次世界大戦で大々的に使用され、威力をまざまざと見せ付けた新兵器である戦車にたいして、日本陸軍も無関心ではいられなかった。終戦直前の1918年(大正7年)には早くも英国のビッカース社製Mk.IV 雌型 戦車を1輌輸入し、1919年(大正8年)から1920年(大正9年)にかけて、大日本帝国陸軍がルノー FT-17 軽戦車を十数輌とマーク A ホイペット中戦車を数輌輸入して戦車の研究を開始し、日本初の戦車隊として、1925年(大正14年)5月1日に、福岡久留米に「第1戦車隊」が、千葉の陸軍歩兵学校に「歩兵学校戦車隊」が、同時に創設された。 陸軍機甲化の動きと引き換えに縮小される兵科があった。かつては「戦場の花形」と呼ばれるも、日露戦争や第一次世界大戦を通じ時代遅れとなった騎兵である。戦車隊が創設された1925年(大正14年)に行われた、第一次世界大戦後3回目となる宇垣軍縮では6,000頭もの軍馬が解役された。 この動きに危機感を抱いた騎兵科では、生き残りの為に騎兵の機械化を推し進めた。1920年から、騎兵科でもルノー FT-17 軽戦車の研究を行っている。第一次世界大戦でイギリス軍が使用したオースチン四輪装甲車を購入したり、新型のカーデン・ロイド豆戦車、更には水陸両用戦車についても研究した。その結果、装軌式(履帯装備)の車両が最適と判断し、その国産化に乗り出した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九二式重装甲車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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