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九五式折畳舟(きゅうごしきおりたたみぶね)とは、大日本帝国陸軍が開発した渡河・上陸等に使用する舟艇である。陸上輸送の便のため、折畳構造になっていた。固定式のエンジンはなかったが、操舟機と呼ばれた船外機を装着して、動力航行することも可能だった。 == 構造 == 本機材は二分割の組み立て式の構造を持つ。前半分(舳半形舟)は長さ415cm、幅145cm、重量98.5kgであり、後ろ半分(艫半形舟)は長さ330cm、幅145cm、重量101.5kgであった。組み立ての際は、上部連接具と下部連接具の四点で連結された。また舟の内部に設けられた舟梁受に、舟梁甲・乙・丙の計5本を接続して構造材とした。浮力は5,280kgである。漕舟具(そうしゅうぐ)としては、長さ460cm、重量12kgの櫓と、長さ380cm、重量3kgの棹が一本付属した。このほかに網、あかとり(浸水した水を汲み出すための道具)などがついた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九五式折畳舟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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