翻訳と辞書
Words near each other
・ 九州ユース (U-15)サッカーリーグ
・ 九州ラグビーフットボール協会
・ 九州リーグ
・ 九州リーグ (野球)
・ 九州リースサービス
・ 九州ルーテル学院
・ 九州ルーテル学院大学
・ 九州レディースオープン
・ 九州レディースパス
・ 九州・山口
九州・山口の近代化産業遺産群
・ 九州・山口地方
・ 九州・沖縄
・ 九州・沖縄の史跡一覧
・ 九州・沖縄サミット
・ 九州・沖縄作曲家協会
・ 九州・沖縄地方
・ 九州・沖縄地方にある建造物の重要文化財一覧
・ 九州・沖縄地方のご当地ソング一覧
・ 九州・沖縄地方の峠一覧


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

九州・山口の近代化産業遺産群 : ミニ英和和英辞書
九州・山口の近代化産業遺産群[きゅうしゅう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [く]
  1. (num) nine 
九州 : [きゅうしゅう]
 【名詞】 1. southern-most of four main islands of Japan 
: [す, しゅう]
 (n) sandbank
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [くち]
 【名詞】 1. mouth 2. orifice 3. opening 
近代 : [きんだい]
 【名詞】 1. present day 
近代化 : [きんだいか]
  1. (n,vs) modernization 2. modernisation 3. modernize 4. modernise
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [か]
 (suf) action of making something
: [うぶ]
  1. (adj-no) innocent 2. naive 3. unsophisticated 4. inexperienced 5. green 6. wet behind the ears
産業 : [さんぎょう]
 【名詞】 1. industry 
: [ごう, わざ]
 【名詞】 1. deed 2. act 3. work 4. performance
遺産 : [いさん]
 【名詞】 1. inheritance 2. bequest 

九州・山口の近代化産業遺産群 ( リダイレクト:明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業 ) : ウィキペディア日本語版
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業[めいじにっぽんのさんぎょうかくめいいさんせいてつせいこうぞうせんせきたんさんぎょう]

明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業は、2015年第39回世界遺産委員会UNESCO世界遺産リストに登録された日本の世界遺産の一つであり、山口福岡佐賀長崎熊本鹿児島岩手静岡の8県に点在する。西洋から非西洋世界への技術移転と日本の伝統文化を融合させ、1850年代から1910年幕末 - 明治時代)までに急速な発展をとげた炭鉱鉄鋼業造船業に関する文化遺産であり〔、稼働遺産を含む世界遺産は日本では初めてとなった〔〔。
== 登録経緯 ==

=== 推薦までの動き ===
2000年代に入って、九州の自治体を中心に近代化産業遺産の啓発運動が行われていた。2005年7月には鹿児島県が九州に近代化産業遺産に関するシンポジウムを開催、2006年6月には九州地方知事会において「九州近代化産業遺産の保存・活用」を各県が連携して取り組む政策テーマに決定し、九州全体の取り組みへと広がる〔「世界遺産登録への歩み(これまで) 」、萩市、2015年7月10日更新、2015年7月26日閲覧〕〔「「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」について 」、鹿児島市、2014年10月29日更新、2015年7月26日閲覧〕。
同年9月に文化庁が自治体から暫定リストの公募を開始したため、関係資産を有する6県8市が共同で提案を作成、同年11月に文化庁に提出する〔。この案では、官営八幡製鐵所 東田第一高炉跡(福岡県北九州市)、旧高取家住宅(佐賀県唐津市)が候補に挙げられていた〔「世界遺産とは 」、登録推進協議会、2015年7月26日閲覧〕。しかし、2007年1月の結果発表では継続審議となったため、資産を見直し同年12月に再提出した〔。この案では、新たに官営八幡製鐵所 西田岸壁(福岡県北九州市)、旧伊藤伝右衛門邸(福岡県飯塚市)、筑豊炭鉱 旧三井田川鉱業所伊田竪坑櫓、伊田竪坑第一・第二煙突(福岡県田川市)、新波止砲台跡(鹿児島県鹿児島市)、前田砲台跡(山口県下関市、1864年)が候補に挙げられていた〔「世界遺産とは 」、登録推進協議会、2015年7月26日閲覧〕。ここに挙げた資産はいずれも、2013年の暫定版推薦書で除外されている〔。
2008年12月15日文化庁北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群北海道など)、宗像・沖ノ島と関連遺産群福岡県宗像市など)とともに追加申請を決め、翌2009年1月5日に暫定リストに追加掲載された。このときの名称は「九州・山口の近代化産業遺産群-非西洋世界における近代化の先駆け-」であった〔〔「「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産推薦に係る推薦書(暫定版)のユネスコへの提出について 」、首相官邸、2013年9月20日、2015年5月5日閲覧〕。
その後正式登録に向けて、2009年10月22日に「九州・山口の近代化産業遺産群専門家委員会提言書」が登録推進協議会の諮問機関である専門家委員会より提出され、構成資産の加除が提言された。この提案書では、テーマ別に9つのストーリーでの構成をとった。旧三井田川鉱業所伊田竪坑櫓・煙突ほか筑豊炭田の遺産などが削除された一方、祇園之洲砲台跡(鹿児島県鹿児島市)と六連島灯台(山口県下関市)が追加された(両資産は2013年の暫定版推薦書で除外されている)ほか、後に正式登録された三重津海軍所跡(佐賀県佐賀市1858年)や橋野高炉跡岩手県釜石市)、三池炭鉱関連の三池港(福岡県大牟田市)・鉄道敷跡(福岡県大牟田市熊本県荒尾市)、韮山反射炉静岡県伊豆の国市)が追加されている〔〔「第4回 専門家委員会 」、登録推進協議会、2015年7月26日閲覧〕。
2013年4月には、登録推進協議会の会合で名称を「日本の近代化産業遺産群―九州・山口及び関連地域」に変更、修正した推薦書を政府に提出する。政府は同年9月17日、同遺産群を平成25年度の日本における世界文化遺産の「推薦候補」とすることを決定、9月27日に暫定版の推薦書をユネスコに提出した。暫定版では、構成資産自体は正式登録されたものと同じだが、区割りが8エリア28資産であった〔。翌2014年1月17日には閣議了解で世界文化遺産への推薦を決定、一部の関連資産同士を統合して8エリア23資産とした上で、1月29日に「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の名称で正式版の推薦書を世界遺産センターに提出した〔「「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界遺産への推薦について (閣議了解) 」、首相官邸、2014年1月17日、2015年5月5日閲覧〕。
遺産群の中には文化財保護法対象外の稼働遺産が含まれていることから、法的保護根拠の新たな解釈調整が必要となり、国内の文化遺産では初めて文化庁ではなく内閣官房(地域活性化統合事務局)によって推薦が行われた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.