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九州旅客鉄道株式会社(きゅうしゅうりょかくてつどう、英称:''Kyushu Railway Company'')〔社名ロゴの「鉄」の字は、金を失うという意味を避けるため「金偏に矢」という「鉃」の文字を使っているが、正式な商号は常用漢字の「鉄」である(四国旅客鉄道以外のJR各社も同じ)。〕は、1987年4月1日に日本国有鉄道(国鉄)から鉄道事業を引き継ぎ発足した旅客鉄道会社の一つ。主に九州地方と山口県の一部の鉄道路線を管理運営している。また、旅行業・不動産業・農業なども展開している。通称はJR九州(ジェイアールきゅうしゅう)。英語略称はJR Kyushu。コーポレートカラーは赤色。本社は福岡市。代表取締役社長は青柳俊彦。社歌は『浪漫鉄道』でハイ・ファイ・セットが歌っている。 == 概況 == === 営業概況 === 「旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律」(JR会社法)に依る特殊会社であったが、平成27年(2015年)6月10日法律第36号により、2016年(平成28年)4月1日を以て、JR会社法の適用対象から除外され、法令上は特殊会社ではない民間会社となった。しかしながら、株式は上場されておらず、北海道旅客鉄道(JR北海道)、四国旅客鉄道(JR四国)、日本貨物鉄道(JR貨物)と同様、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構国鉄清算事業本部(以下、鉄道・運輸機構。発足当初は日本国有鉄道清算事業団)が全株式を保有している。JR北海道、JR四国と共に、経営支援策として経営安定基金(3877億、元本の利用はできない。利益配当のみ経常利益に含まれる)が与えられていたが、2015年の法改正により、基金は全額取り崩され、九州新幹線貸付料の一括前払いや鉄道・運輸機構からの借入金の一括返済等に充当された。また、法改正後も3年間の時限措置として引き続き、固定資産税の減免を受けている。 1987年のJR九州発足後は、福岡市博多区の博多駅前に福岡本社、北九州市門司区の門司港駅隣の旧国鉄九州総局ビルに北九州本社を構えていたが、2001年に福岡本社に統合し、北九州市小倉北区の西小倉駅近隣(小倉駅からも至近)に北部九州地域本社を設置している。 グループ会社は34社を抱え、不動産や駅ビル事業など鉄道と縁深い事業だけに留まらず、船舶事業、ドラッグストアや居酒屋チェーンなどの経営、はては農業といった幅広い事業を営んでおり、関連事業の収益が鉄道事業を超えている。 また、近年では、九州新幹線全線開業前に放送し、YouTubeで配信された『祝!九州縦断ウエーブ』と銘打った大規模イベントを敢行してのCM制作や、日本初の超豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」の運行を行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九州旅客鉄道」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kyushu Railway Company 」があります。 スポンサード リンク
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