|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 九 : [く] 1. (num) nine ・ 九州 : [きゅうしゅう] 【名詞】 1. southern-most of four main islands of Japan ・ 州 : [す, しゅう] (n) sandbank ・ 南 : [みなみ] 1. (n,vs) South 2. proceeding south ・ 南西 : [なんせい, みなみにし] (n) southwest ・ 西 : [にし] 【名詞】 1. west ・ 海域 : [かいいき] 【名詞】 1. area of ocean ・ 域 : [いき] 【名詞】 1. region 2. limits 3. stage 4. level ・ 不 : [ふ] 1. (n-pref) un- 2. non- 3. negative prefix ・ 不審 : [ふしん] 1. (adj-na,n) incomplete understanding 2. doubt 3. question 4. distrust 5. suspicion 6. strangeness 7. infidelity ・ 船 : [ふね] 【名詞】 1. ship 2. boat 3. watercraft 4. shipping 5. vessel 6. steamship ・ 事 : [こと] 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience ・ 事件 : [じけん] 【名詞】 1. event 2. affair 3. incident 4. case 5. plot 6. trouble 7. scandal ・ 件 : [くだん, けん] 【名詞】 1. matter 2. case 3. item
九州南西海域工作船事件(きゅうしゅうなんせいかいいきこうさくせんじけん)とは、2001年(平成13年)12月22日に東シナ海で発生した不審船の追跡事件である。不審船は海上保安庁の巡視船と交戦の末爆発、沈没した〔九州南西海域における工作船事件について - 海上保安レポート2003 〕。 == 概要 == 1999年(平成11年)3月23日に、能登半島沖不審船事件が発生、日本近海で北朝鮮による工作船が暗躍している可能性が認められていた。 この事件における最初の不審船の情報は、2001年(平成13年)12月18日にアメリカ軍から情報を受け取った防衛庁により海上保安庁へと伝達された。海保は、この情報を元に東シナ海の公海上で「長漁3705」と記された漁船のような外観の国籍不明船を発見し、「排他的経済水域(EEZ)内において、漁船型船舶『長漁3705』の乗組員が『排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律 第5条第1項』の規定に違反する無許可漁業等を行っている疑いがあった」として、漁業法に基づいて停船を命令、巡視船による立ち入り検査を試みたが、当該不審船はこれを無視して逃走した。 これを受けて、巡視船は漁業法違反(立入検査忌避)容疑で強制捜査を行うために上空や海面への威嚇射撃を行ったが、なおも不審船が逃走を続けたため、警告を発した後に警察官職務執行法を準用した海上保安庁法に基づいて、機関砲による船体砲撃を行った。 22日深夜に、巡視船が不審船に強行接舷を試みたところ、乗員が巡視船に対して突如として小火器や携行式ロケット砲による攻撃を開始した。これを受けて巡視船側も正当防衛射撃で応射し、激しい銃撃戦が繰り広げられた。その後不審船は爆発を起こし沈没した。この銃撃戦で日本側は海上保安官3名が銃弾を受けて軽傷を負い、不審船側は10名以上とされる乗組員全員が死亡したものと推定されている(8名の死亡のみ確認)。 事件発生直後は「九州南西海域不審船事件」などと表現されていたが、沈没した不審船を海底から引き上げた結果、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作船であることが判明し、現在では「九州南西海域工作船事件」と称される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「九州南西海域工作船事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|