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【名詞】 1. milky juice 2. latex 3. milk =========================== ・ 乳 : [ち, ちち, にゅう] 【名詞】 1. milk 2. breast 3. loop ・ 乳汁 : [にゅうじゅう] 【名詞】 1. milky juice 2. latex 3. milk ・ 汁 : [しる, つゆ] 【名詞】 1. juice 2. sap 3. soup 4. broth
日本語の乳(ち・ちち)には、次のような用法がある。 * 乳房のこと。 * 梵鐘の突起状装飾のこと。 * 旗、幕、暖簾、草鞋などの縁に紐や棒を通すためにつけた小さい輪のこと。犬の乳首のように等間隔にあることからこのように呼ばれる。 * 乳汁のこと。本項で詳述する。 乳汁(にゅうじゅう、ちちしる)とは、乳(ちち、にゅう)、ミルク()とも言われる、動物のうち哺乳類が幼児に栄養を与えて育てるために母体が作りだす分泌液である。特に母乳(ぼにゅう)と呼ぶ場合は、ヒトの女性が出す乳汁を指すのが、慣例である。誕生後の哺乳類が他の食物を摂取できるようになるまでの間、子供の成長に見合った栄養を獲得できる最初の源となる。 == 概要 == 一般の食物は、本来は生体組織や種子などである。それに対しミルクは食糧として作られる唯一の天然物である〔・ただし、後述のように少数ながら類似例はある。〕。 ミルクは、分泌作用を持つ外分泌腺の一種である乳腺から引き出されている。この事から、授乳機構とは、原始的には卵の湿度を維持する役目が発達したものと考えられる。この仮説は、カモノハシ目(卵生哺乳類)の生態を根拠に立てられた〔。授乳の根本目的は、栄養摂取もしくは免疫による防御であったという考えが受け入れられている。そしてこの分泌物は、進化を遂げる時間の中で、その量を増やし、複雑な栄養素を含むようになった〔。 最初に授乳されるミルク(初乳)には、母体から赤ん坊へ与えられる抗体が含まれ、以後のさまざまな病気にかかる危険性を低める効果がある。また、ウサギの母乳から、子供を乳首に吸いつけさせるフェロモン (2-methylbut-2-enal, 2MB2) が発見された報告もある。生乳が含んでいる栄養成分は動物の種によって差異があるが、主に飽和脂肪酸・タンパク質・カルシウムそしてビタミンCを含む。牛乳は水素イオン指数 (pH) 6.4 - 6.8 を示す弱酸性である。 ウシの種が提供するミルクは、多くの栄養素を含む重要な食品である〔。2011年、世界中では、1億3189万頭の乳牛が飼育され、4億4467万トンの牛乳が生産された〔USDA「World Markets and Trade」 (In selected countries)〕。国別ではインドが生産および消費のいずれも1位であり、ミルクの輸出入は行われていない。ニュージーランド、EU加盟15ヶ国、オーストラリアがミルクや乳製品の3大輸出国である。一方で輸入は中華人民共和国、メキシコ、日本が上位3位までに入る。ミルクは特に発展途上国において、栄養供給と食糧の安全保障の確立に貢献する重要な食品である。家畜の改良、酪農技術、およびミルクの品質は、貧困問題や世界的な食糧問題の解決に、大きく役立つものとも考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「乳」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Milk 」があります。
=========================== 「 乳汁 」を含む部分一致用語の検索リンク( 20 件 ) ヒト胎盤性ラクトゲン、ヒト胎盤性乳汁分泌促進因子 乳汁 乳汁(分泌)過多、過乳(症) 乳汁うっ滞 乳汁分泌、授乳、哺乳 乳汁分泌促進物質 乳汁分泌期、授乳期 乳汁分泌異常 乳汁分泌過多 乳汁分泌過少 乳汁射出反射 乳汁漏出 乳汁漏出(症)、溢乳 乳汁漏出症 乳汁無分泌 乳汁過多 乳汁過少 乳汁過少(乏乳(症))、乳汁分泌不全 乳酸、乳汁 無月経-乳汁漏出症候群 スポンサード リンク
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