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乾徳山 : ミニ英和和英辞書
乾徳山[けんとくさん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [けん, ほし]
  1. (pref) dried 2. cured
乾徳 : [けんとく]
 (n) emperor's virtue
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 

乾徳山 : ウィキペディア日本語版
乾徳山[けんとくさん]

乾徳山(けんとくさん)は、山梨県山梨市にある標高2,031mので、奥秩父の山域にある。
== 地理・歴史 ==

山梨市北部の旧三富村域の中部からやや西方に位置する。南麓には笛吹川支流の徳和川が南東流し、徳和渓谷を形成しつつ笛吹川と合流する。西面には岩壁がそびえる岩山で、南アルプスや奥秩父の山々、富士山が遠望できる。東には南北に秩父往還が通じている。
江戸時代後期の『甲斐国志』に拠れば、鎌倉時代臨済宗の僧・夢窓疎石が修行したとする伝承を持つ。夢窓は甲斐国においていくつかの寺院を創建しているが、乾徳山から南方の甲州市塩山小屋敷に所在する恵林寺は鎌倉末期の元徳2年(1330年)に夢窓の開いた寺院で、「乾徳山」が山号になっている。乾徳山には国師が座禅をしたといわれる座禅石や髪剃岩、天狗岩などの奇石があり、中腹には同じく国師との関わりを伝える銀晶水、錦晶水などの水飲場があり、山岳信仰にも関係していると考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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