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乾行(けんこう)は日本海軍の軍艦。元薩摩藩所有の3檣バーク型砲艦で、「乾行」は「正道に従ってすこやかに努め行う」の意〔『聯合艦隊軍艦銘銘伝』p194による〕。 ==艦歴== 元イギリス海軍のアロー級砲艦ビーグル(HMS ''Beagle'')〔但し、HMS ''Beagle''の建造場所はロンドンで竣工も1854年と乾行のデータと一致しない部分がある。〕。 民間に売却されストーク(Stoyk)となったものを薩摩藩が元治1年5月(1864年6月)に購入、長崎で受領し「乾行丸」と命名された。戊辰戦争では寺泊沖海戦に参加し、旧幕府輸送艦「順動丸」を自沈に追い込む。明治3年4月(1870年5月)に新政府へ献納、6月13日(1870年7月11日)に受領し兵部省所管とし、「乾行」と改名する。その後機関が撤去され、係泊練習艦として使用された。 1881年(明治14年)9月12日に除籍。1882年(明治15年)7月以降は東海鎮守府付属として浦賀に係留されていた。1889年(明治22年)3月に売却。 なおダーウィンの乗船したビーグル号が後に本艦となったという話も存在するが、年代が違い明らかな間違いであるという〔『聯合艦隊軍艦銘銘伝』p194-195による〕 (ダーウィンの乗艦は第3代HMSビーグルで、乾行は第4代HMSビーグル)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「乾行 (砲艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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