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了解度(りょうかいど、)は通信などでの音声品質を示す尺度の1つである。単語あるいは文章がどれだけ正確に相手に伝わるかを表す値で、受話者が完全に了解できた数と送話した数との比をパーセントで表す。単語での値を単語了解度、文章の場合を文章了解度と呼ぶ。 == 概要 == 電話などでの音声信号の品質を定量的に表す通話品質として多くの尺度が提案されている。音質の主観評価の代表的なものは、音の自然さを含めた総合的な品質を評価する平均オピニオン評点(MOS)などと、内容の分かりやすさを評価する了解度や明瞭度()などがある。 了解度は意味のある単語や文章を用いて聞き取れた割合の評価を行い、明瞭度は無意味な音節を用いて同様の評価を行うものである 〔板橋 秀一 (ed). ''音声工学''. 森北出版, pp.51-52. 2005. ISBN 978-4627828117〕。明瞭度が高くなるほど了解度も良くなる。一般に、単語や文章中に不明な音節があってもある程度の推定ができるため、比較的低い明瞭度でも了解度は高くなる。 了解度は絶対的な値ではなく、使用する単語や文章、話者、試験環境、評価者により評価の値が異なる可能性がある 〔A. Schmidt-Nielsen. ''Intelligibility and Acceptability Testing for Speech Technology''. AD-A252 015, Naval Research Laboratory. 1992.〕。例えば、評価者がよく知っている親密度が高い単語は了解度も高くなる 〔近藤 和弘, 泉 良, 藤森 雅也, 加賀 類, 中川 清司. ''二者択一型日本語音声了解度試験方法の検討''. 日本音響学会誌, 63巻4号, pp.196-204. 2005.〕。 評価のためには条件を統一する必要がある。また評価者による影響ができるだけ少ない方法が望ましい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「了解度」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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