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二クロム酸ピリジニウム : ミニ英和和英辞書
二クロム酸ピリジニウム[にくろむさん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [に]
  1. (num) two 
クロム酸 : [くろむさん]
 (n) chromic acid
: [さん]
 【名詞】 1. acid 

二クロム酸ピリジニウム ( リダイレクト:コーンフォース試薬 ) : ウィキペディア日本語版
コーンフォース試薬[こーんふぉーすしやく]

コーンフォース試薬(コーンフォースしやく、)または二クロム酸ピリジニウム(にクロムさんピリジニウム、)は、化学式2 で表される二クロム酸ピリジニウムである。この試薬名はオーストラリアのイギリス人化学者、ジョン・コーンフォース卿により名付けられ1962年に発表された。コーンフォース試薬は第一級および第二級アルコールケトン酸化する強力な酸化剤である。化学構造および機能性は、クロロクロム酸ピリジニウムコリンズ試薬などその他酸化六価クロム化合物と密接に関連している。
現代では六価クロムの毒性の高さからめったに利用されることはない。
== 合成法と化学的性質 ==
コーンフォース試薬はピリジンに、三酸化クロムの濃縮水溶液をゆっくり添加することにより合成する。この反応は爆発を引き起こす可能性があるため、三酸化クロムは完全に水に溶かし、氷で溶液を冷却する。生成物をろ過し、アセトンで洗浄し、乾燥させると橙色の粉末が得られる。この粉末は空気に対して安定で、吸湿性も無く、pHもほとんど中性であり、取り扱いが容易である(ピリジニウムカチオンの存在により若干酸性である)。
コーンフォース試薬はジメチルホルムアミドジメチルスルホキシド (DMSO) に容易に溶けるが、アセトン、塩素化有機溶媒(ジクロロメタンなど)には溶けず、懸濁液となる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コーンフォース試薬」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cornforth reagent 」があります。




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