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二二諸国 : ミニ英和和英辞書
二二諸国[に]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [に]
  1. (num) two 
: [しょ]
  1. (pref) various 2. many 3. several 
諸国 : [しょこく]
 【名詞】 1. various countries (often used as suffix) 
: [くに]
 【名詞】 1. country 

二二諸国 : ウィキペディア日本語版
二二諸国[に]
二二諸国(22しょこく、ネパール語:बाइसे राज्य, Baise Rajya)は、ネパールカルナリ地方カルナリ県セティ県ベリ県)に割拠した諸国。


==歴史==
カサ王国の滅亡後、中部カルナリ地方は同国を滅ぼしたラースコート地方の王マラヤ・ヴァルマーの支配下に置かれた〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.478〕。王はジュムラジャージャルコートダイレクルクムサリャーンに領土を分割した〔。
名称の由来としては、ジュムラ王国の民衆が「22の峡谷に住む人々」と言及されており、ジュムラを中心に歴史が動いてきたカルナリ地方の小国の総称として「22諸国」と呼ばれるようになったとする説がある〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.479〕。なお、22という数値は概数で、20数ヵ国程度の国々という意味で漠然と用いられていた、と佐伯和彦は述べている〔。実在の確認されている諸国は以下の通り。
*ジュムラ
*ジャージャルコート
*ダイレク
*ルクム
*サリャーン
*バジャーン
*ドーティ
*アチャーム
*ロルパ
*ダーン
*ピュータン
一方、二二諸国の東方にはガンダギ地方には二四諸国が割拠していたが、さらに小王国のゴルカ王国はこの二四諸国に数えられることはほとんどなかった〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.480〕。だが、ゴルカは次第に力を蓄え強大化し、やがてネパール王国を形成し、プリトビ・ナラヤン・シャハプラタープ・シンハ・シャハラナ・バハドゥル・シャハの3代が二二諸国、二四諸国を次々に制圧・併合した〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「二二諸国」の詳細全文を読む




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