|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 二 : [に] 1. (num) two ・ 二百 : [にひゃく] 【名詞】 1. two hundred 2. 200 ・ 百 : [ひゃく] 1. (num) 100 2. hundred ・ 円 : [まる, えん] 【名詞】 1. (1) Yen 2. money 3. (2) circle ・ 紙幣 : [しへい] 【名詞】 1. paper money 2. notes 3. bills
二百円紙幣(にひゃくえんしへい)とは日本銀行兌換券の1つ。乙号券、丙号券、丁号券の3種類が存在するが現在はすべて失効している。 == 乙号券 == *日本銀行兌換券 *額面 200円(貳百圓) *表面 彩紋 *裏面 (印刷なし) *寸法 縦73mm、横123mm *発行開始日 1927年(昭和2年)4月25日 *通用停止日 1946年(昭和21年)3月2日 *発行終了 *失効券 昭和金融恐慌において取り付け騒ぎが発生し紙幣が不足したことから、潤沢な現金の供給を行って混乱を沈静化させるために片面印刷の様式を急遽制定して製造された。造幣の速度を優先して裏面の印刷が省略されたことからも、その「急遽」さがうかがえる。裏面が白い事から「ウラシロ」とも呼ばれた。一部は預金者に支払われたが、片面印刷で作りも粗雑であったことから市中で使用しようとしたところ偽札扱いされた事例もある。騒ぎが収まるとすぐに回収された。日本史の資料集に写真が載せられていることがあり、取り付け騒ぎの行列を写した写真とともに恐慌の象徴という印象を与えている。現存数は非常に少なく十数枚程度と推定され、古銭市場では数百万円で取引されているようである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二百円紙幣」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|