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二相交流(Two-phase electric power)は、 20世紀初頭の多相交流電気を配電するシステムであり、電圧の位相が90度、つまり1/4周期ずれた2組の交流電気である。通常は、4本の電線で各相の電気を送電するが、1本を共通線にし、3本の電線で送電した場合もある。その時、共通線は、他の電線より太い電線を使用した。初期の二相交流発電機は、2つの回転子と界磁の組合わせを持ち、二相電気を取り出すためにそれぞれの巻き線は並置されていた。1895年にナイアガラの滝にて二相発電機が設置され、それは、当時世界最大であった。21世紀の時点では、二相交流は三相交流に置き換えられ、産業では使用されていない。 == 単相交流との比較 == 単相交流に比べて二相交流の利点は、自己始動電動機を単純にすることができることである。初期の電気工学では、交流の位相が完全に分離された二相交流を解析、設計することは容易であった。1918年にが発見されるまで多相交流の不均衡な負荷を説明するのに便利な数学のツールは存在しなかった。二相交流により回転磁界を生み出し、電動機を始動することができる。単相交流では、開始手段を追加することにより始動トルクを得られる。二相誘導電動機は、単相用コンデンサー始動式誘導電動と同じような構造をしている。二相誘導電動機は、2つの巻線のインピーダンスは同じであるが、単相用コンデンサー始動式誘導電動は、その2つの巻線のインピーダンスが異なる。単相モータは、始動性能を犠牲にすることなく、コストを低減することができる。実際、いくつかの単相コンデンサ始動型電動機あるいはコンデンサー誘導電動機は、二相あるいは三相誘導電動機より優れた始動特性を有している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二相交流」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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