翻訳と辞書
Words near each other
・ 二相交流
・ 二相全波整流
・ 二相性作用
・ 二相性作用(ホルモンの)
・ 二相性寄生
・ 二相称卵割
・ 二眼レフ
・ 二眼レフカメラ
・ 二着
・ 二石昌人
二硫化アリル
・ 二硫化タングステン
・ 二硫化メチル
・ 二硫化モリブデン
・ 二硫化レニウム
・ 二硫化炭素
・ 二硫化炭素中毒
・ 二硫化物
・ 二硫化鉄
・ 二硫酸


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

二硫化アリル : ミニ英和和英辞書
二硫化アリル[にりゅうかありる]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [に]
  1. (num) two 
硫化 : [りゅうか]
  1. (n,vs) sulfuration 2. sulphuration
: [か]
 (suf) action of making something

二硫化アリル : ウィキペディア日本語版
二硫化アリル[にりゅうかありる]

二硫化アリルまたはジアリルジスルフィド (diallyl disulfide) はネギ属の植物にみられる有機硫黄化合物である。硫化アリルやジアリルテトラスルフィドとともに、ニンニク精油の主成分をなしている。黄色みを帯びた液体で、水には溶けず、強いニンニク臭を持つ。ニンニクなどのネギ科植物を切ったときに放出されるアリシンが分解することによって生成する。二硫化アリルは、ニンニクにあるさまざまな健康によい効果を持つ一方で、を引き起こすアレルゲンでもある。ごく薄く希釈したものが食品の香り付けに用いられる。
== 歴史 ==
1844年には水蒸気蒸留によってニンニクから刺激臭のある物質を分離し、「アリル」と名づけた。その後1892年になって、はその物質の成分の一つとして二硫化アリルを確認した。その前駆体であるアリシンは、1944年にチェスター・J・キャバリットとジョン・ヘイズ・バイリーにより発見されている。1947年、ストールとゼーベックは、アリナーゼという酵素によって二硫化アリルやアリシンがアリインなどシステインの誘導体から合成できることを見出した〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「二硫化アリル」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.