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二箇相承(にかそうじょう)とは、1282年(弘安5年)、日蓮が、弟子の日興に宛てたとされる二通の書。二通をまとめて二箇相承といい、もともとは重須本門寺(北山本門寺)に伝えられたものであるが現在は日蓮の真筆は共に無く、写本のみが京要法寺、富士大石寺、西山本門寺等に伝えられている。またさまざまな異本が存在する。 == 歴史と経緯 == 一通目には日興が日蓮の一切の法の継承者であることが記されており、1282年(弘安5年)5月、日蓮が湯治のため身延を出発する直前に身延山中で書かれたと記述されているため身延相承とも、内容から日蓮一期弘法付属書とも総付嘱書とも称される。身延を出発した日蓮は途中池上で病が篤くなり入滅した。その直前に書かれたとされる二通目には日興を身延山久遠寺の住職とすると記しており、池上(池上本門寺)で書かれたため池上相承とも、また身延久遠寺の別当(住職)であるとの記述から身延山付属書とも別付嘱書とも称する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二箇相承」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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