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『二銭銅貨』(にせんどうか)は1923年(大正12年)に江戸川乱歩が発表した短編推理小説であり、探偵小説家江戸川乱歩の処女作である。 == あらすじ == 芝区にある電機会社の工場の給料日に、新聞記者に変装した紳士泥坊が現われて、まんまと給料袋ごと、職工たちの給料5万円を盗んでしまった。刑事の丹念な捜査で泥坊は捕まったが、肝心の給料袋の行方については一切白状しないまま懲役となった。困り果てた工場支配人は、5万円の給料支払い金に5千円の懸賞金をかけた。 「私」とその友人、松村武は場末の下駄屋の2階の六畳に同居する貧窮青年だったが、世間を騒がすこの事件に強い興味を持っていた。ある日、松村は机の上に「私」が置いた二銭銅貨に目を留めた。そしてこの二銭銅貨の秘密に気がついた松村は、これをきっかけに一人で捜査を始め、ついに盗まれた5万円の行方をつきとめたとして、「私」に得意げにその謎を解き明かしてみせる。 「私」が煙草屋でお釣りにもらったその二銭銅貨は、表と裏が二つに分かれる容器になっていて、中には「南無阿弥陀仏」の文言が列挙された不思議な暗号文が入っていた。松村はこの暗号文の謎を解き、紳士泥坊が巧妙に隠匿した5万円を見つけ出したというのだが… 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二銭銅貨」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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