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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 二 : [に] 1. (num) two ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
二項ヒープ(にこうヒープ、binomial heap)とは、計算機科学におけるデータ構造(ヒープ)の1つである。特徴は以下の通り。 * 二分ヒープとよく似たデータ構造であるが、二項ヒープは2つのヒープを素早くマージする操作をサポートしている。 * 特殊な木構造を用いることで実現される。 * マージ可能な抽象データ型ヒープ(meldableヒープとも呼ばれる)の実装として重要。 ==二項木== 二項ヒープは二項木の集合として実装される(二分ヒープと比較すると、二分ヒープは単一の二分木から構成される)。二項木は再帰的に定義される。 * 次数 0の二項木は1つのノードをもつ。 * 次数 ''k'' の二項木は一つの根(root)をもち、その子はそれぞれ次数 ''k''-1, ''k''-2, …, 2, 1, 0の二項木の親である。 次数 ''k'' の二項木はのノードを持ち、高さは''k'' である。 その構造の特有さから、マージ操作は簡単に行うことができる。 例えば、次数 ''k'' の二項木を作るには、次のようにする。 (1) 次数 ''k''-1の2つの木 と があるとする。 (2) (または ) の一番左の子として、 (または )を付け加える。 この特徴は二項ヒープのマージ操作の中核を成すものであり、従来のヒープに優る大きな利点となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二項ヒープ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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