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二項ヒープ : ミニ英和和英辞書
二項ヒープ[にこうひーぷ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [に]
  1. (num) two 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

二項ヒープ : ウィキペディア日本語版
二項ヒープ[にこうひーぷ]
二項ヒープ(にこうヒープ、binomial heap)とは、計算機科学におけるデータ構造ヒープ)の1つである。特徴は以下の通り。
* 二分ヒープとよく似たデータ構造であるが、二項ヒープは2つのヒープを素早くマージする操作をサポートしている。
* 特殊な木構造を用いることで実現される。
* マージ可能な抽象データ型ヒープ(meldableヒープとも呼ばれる)の実装として重要。
==二項木==
二項ヒープは二項木の集合として実装される(二分ヒープと比較すると、二分ヒープは単一の二分木から構成される)。二項木は再帰的に定義される。
* 次数 0の二項木は1つのノードをもつ。
* 次数 ''k'' の二項木は一つの(root)をもち、その子はそれぞれ次数 ''k''-1, ''k''-2, …, 2, 1, 0の二項木の親である。

次数 ''k'' の二項木は2^kのノードを持ち、高さは''k'' である。
その構造の特有さから、マージ操作は簡単に行うことができる。
例えば、次数 ''k'' の二項木を作るには、次のようにする。
(1) 次数 ''k''-1の2つの木T_aT_b があるとする。
(2) T_a(またはT_b ) の一番左の子として、T_b (またはT_a )を付け加える。
この特徴は二項ヒープのマージ操作の中核を成すものであり、従来のヒープに優る大きな利点となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「二項ヒープ」の詳細全文を読む




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