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五蘊(ごうん、, パンチャッカンダ、, , パンチャ・スカンダ)とは、部派仏教における一切法の分類である三科(五蘊・十二処・十八界)の中の第一。蘊とは集まりを意味し、色・受・想・行・識(しき・じゅ・そう・ぎょう・しき)の5つを通して、ものごとの認識が起こるとされる。 ==5つの蘊== 蘊(, カンダ、, , スカンダ) とは、「集まり」の意味で、五蘊とは人間の肉体と精神を五つの集まりに分けて示したものである。この五蘊が集合して仮設されたものが人間であるとして、五蘊仮和合(ごうんけわごう)と説く。これによって五蘊(=人間)の無我を表そうとした。古くは阿含経の中に言及されている〔山田巌雄・蓑田源二郎「阿含の詩 詩画でふれる仏の教え」鈴木出版 1989年 P105〕。 なお、旧訳では五陰(ごおん)五衆(ごしゅ)といい、特に煩悩(ぼんのう)に伴われた有漏(うろ)の五蘊を五取蘊(ごしゅうん、)ともいう。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「五蘊」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Skandha 」があります。 スポンサード リンク
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