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五條家菊二・松枝(ごじょうやきくじ・まつえ)は、昭和期に活躍した夫婦の音曲漫才コンビ。 五条家菊二・松枝と書かれている資料もある。 == 来歴 == *いわゆるモタレの芸人として貴重な存在であり、高座では女道楽や女義太夫の流れを汲む義太夫漫才を披露した。したがって主に活躍した昭和中期においても、年配向けの芸としてとらえられていた。 *松枝の太棹三味線で菊二が都々逸や新内で甲高い美声を聞かせ、最後は松枝が義太夫を語るというものであった。 *一回コンビを解消したことがある。理由は菊二がもう義太夫の時代ではないと言ってほかの女性と浮気をし、それに対して松枝が怒ったからである。しかし、その女に逃げられたあとは夫婦の縁を取り戻しまた義太夫漫才として松枝と死ぬまで組んだ。主に松竹系の角座で活躍。因みに松枝は花柳つばめと組んでいた頃数回吉本のうめだ花月に出演。 *菊二はもともと膝が不自由であった。理由はわかっていないが本人談では戦争で負傷したと自慢していたが、古い芸人仲間によると自宅二階で博打をしていたところ警察に見つかって逃げる際に二階から飛び降りて負傷したといわれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「五條家菊二・松枝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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