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御庄川ダム(みしょうがわダム)は、山口県岩国市柱野の二級水系錦川水系御庄川本川に跨るダムである。 == 建設の経緯 == 1950年(昭和25年)9月12日から14日にかけて日本に接近したキジア台風は、西日本を中心に数々の被害を及ぼした。14日午前には岩国地域に最接近し、錦川水系では276年間その姿を保ち続けた錦帯橋(2代目)が流失しするなどの大洪水に見舞われることとなった。このような中で、錦川水系の小河川であった御庄川でも下流域で大規模な被害が発生し、河川の抜本的な改修を検討せざるを得ない事態となった。 このとき、河川管理者であった山口県は、災害復旧事業制度の一つである河川等災害助成事業により御庄川の抜本的な治水対策を行うことを決断する。これは、通常の災害復旧事業では施設の現機能の復旧までしか行えないのを、災害復旧費に併せて河川補助事業相当の国庫補助金を同時に投入することにより、一定計画の元で河川改修を行うことで河川の再度災害を防止する制度である。この制度を使用した場合、通常は河川断面の拡大により流下能力の向上を図るのが一般的である。 しかし御庄川の場合、下流部の岩国市御庄地区などでは地形上の問題から河川断面の大規模な拡大を図るのが困難であったため、河川全体の流下能力の大幅な向上を図ることができない状態であった。このことから、中流域である岩国市柱野に治水目的のダムを建設し、洪水の発生を抑制した上で下流の護岸を整備することとした。こうして、御庄川河川災害助成事業として御庄川ダムの建設及び流域整備を申請、1950年に事業採択を受け、翌年に着工。3年後の1953年(昭和28年)に完成した。ダム湖は1960年(昭和35年)に一般公募により『五瀬ノ湖』と名付けられた(この近辺が五庄野と呼ばれていたことに由来するといわれている)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御庄川ダム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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