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五石散 : ミニ英和和英辞書
五石散[ごせきさん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ご]
  1. (num) five 
: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 

五石散 : ウィキペディア日本語版
五石散[ごせきさん]
五石散(ごせきさん)は、古代中国後漢からの時代にかけて流通していた麻薬寒食散とも呼ばれる。
== 概要 ==
鍾乳石硫黄白石英紫石英赤石脂という五種類の鉱物を磨り潰して作られたもので、不老不死の効果や虚弱体質の改善に効果があるとして中国で広く流通した。
五石散を服用すると皮膚が敏感になり、体が温まってくる。これを「散発」と呼んだ。もし、散発が起こらず薬が内にこもったままだと中毒を起こして死ぬとされた。散発を維持する為に絶えず歩き回らなければならず、これを「行散」と呼んだ。五石散を服用した状態で歩きまわる様を呼んで「散歩」の語源となったとされている。
一般的に何晏により作られたものとされているが、『諸病原候論』などによれば後漢の時代には既に服用されていた節の記述も見られる。『世説新語』注に引く『寒食散論』では「寒食散ノ方、漢代ニ出ズルトイエドモ、之ヲ用ウル者寡ナク、伝ウルモノ有ルコトナシ。魏ノ尚書何晏ハジメテ神効ヲ獲テ、コレヨリ大イニ世ニ行ワレ、服スル者相尋ム。」と記述する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「五石散」の詳細全文を読む




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