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五硫化二リン(ごりゅうかにリン、phosphorus pentasulfide)は、分子式 P4S10 で表される、リンと硫黄からなる無機化合物である。淡黄色固体の粉末で、硫化剤などとして工業的に重要である。二酸化炭素やベンゼンには溶けるが、アルコールやアミンとは反応を起こす。分子構造はアダマンタンと類似しており、五酸化二リンとほぼ同じである〔Corbridge, D. E. C. (1995). "Phosphorus: An Outline of its Chemistry, Biochemistry, and Technology," 5th Edition. Elsevier: Amsterdam. ISBN 0-444-89307-5.〕。 == 合成 == 五硫化二リンは液体の白リンを300で硫黄と反応させることで得られる。また、硫黄もしくは黄鉄鉱(硫化鉄(II) FeS からなる鉱物)とリン化鉄(Fe2P、燐灰石から白リンを作るときの副生成物)との反応でも得られる。 :4Fe2P + 18S → P4S10 + 8FeS :4Fe2P + 18FeS2 + 熱 → P4S10 + 26FeS 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「五硫化二リン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Phosphorus pentasulfide 」があります。 スポンサード リンク
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