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六代目清水一家(しみずいっか)は静岡県静岡市清水区庵原町138-1に本部を置く暴力団で、指定暴力団六代目山口組の二次団体。 ==歴史== 1966年に解散した五代目清水一家〔の幹部〔であった美尾尚利が、独立組織として『美尾組』(みおぐみ)を結成した。1982年、三代目山口組若中・黒澤明率いる黒澤組の舎弟として山口組の傘下に入った。その2年後の1984年、山口組分裂の混乱の中、黒澤が引退し黒澤組が解散されると、美尾が黒澤組副組長・前田和男と共に四代目山口組若中に引き上げられ、美尾組は二次団体に昇格した。 その後、山一抗争の際一和会系組織と抗争事件を起こした。 2002年10月、初代組長・美尾が病気引退。それに伴い、五代目山口組組長・渡辺芳則の命名とされる『五菱会』(ごりょうかい)に改称し、若頭で陣内組組長の高木康男が会長に就任した。 しかし、その直後から闇金融を利用した五菱会事件が発覚して摘発が始まる。2003年8月11日には出資法違反の疑いで指名手配されていた会長側近の闇金融組織統括経営者・梶山進が逮捕。会長・高木も同年11月20日に組織犯罪処罰法違反の疑いで指名手配され、6日後の11月26日に逮捕された。 2003年11月、五菱会事件の捜査が山口組総本部にまで及んだことなどから、『美尾組』に改称。高木は2006年2月に出獄し、数ヶ月後には総本部当番責任者に起用された。 2007年2月28日、高木が清水次郎長を起源とする清水一家の名を利用するため、地域以外に全く関連性が無いままに6代目を騙り〔「暴力団:「6代目清水一家」を継承…ネーミングで拡大狙う 」 毎日新聞社〈MSN毎日インタラクティブ 〉、2007年2月28日。〕〔共同通信「次郎長の清水一家を継承 静岡、山口組系暴力団 」 全国新聞ネット 〈47NEWS 〉、2007年2月28日。〕〔「次郎長のイメージダウン 『清水一家』襲名に住民ら困惑 」 中日新聞社〈Chunichi Web Press 〉、2007年3月1日。〕〔「清水次郎長一家“復活”で困った 」 デイリースポーツ社〈DailySports online 〉、2007年2月28日か。〕、六代目清水一家に改称した。これに対し、静岡県警察は3月26日、管轄する清水警察署に「六代目山口組六代目清水一家壊滅対策本部」を設置した〔静岡県公安委員会 「定例公安委員会開催状況 平成19年3月22日(木)開催結果 」(PDF) 静岡県公安委員会、2007年3月22日。〕〔「「6代目清水一家」壊滅へ対策本部 県警 」 産業経済新聞社〈Sankei WEB 〉、2007年3月27日。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「清水一家」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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