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井戸寺 : ミニ英和和英辞書
井戸寺[いどじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [い]
 【名詞】 1. well 
井戸 : [いど]
 【名詞】 1. water well 
: [と]
 【名詞】 1. door (Japanese-style) 
: [てら]
 【名詞】 1. temple 

井戸寺 : ウィキペディア日本語版
井戸寺[いどじ]

井戸寺(いどじ)は、徳島県徳島市国府町井戸にある寺院。宗派は真言宗善通寺派四国八十八箇所霊場の第十七番札所。瑠璃山(るりざん)、真福院(しんぷくいん)と号す。本尊は薬師仏を中心に1体、左右に3体ずつ安置した七仏薬師如来で、聖徳太子作と伝えられている。
本尊真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
ご詠歌:おもかげを うつして見れば 井戸の水 むすべば胸の あかや落ちなん
== 歴史 ==
寺伝によれば、天武天皇勅願により673年に創建した妙照寺が前身とされる。伝承では弘仁6年(815年)に空海(弘法大師)が来錫、十一面観世音菩薩十二神将四天王日光菩薩月光菩薩を刻んで安置したという。また、その際に土地の人々が水不足で困っていることを知り、錫杖で一夜にして井戸を掘った。そこでこの地を井戸村と呼ぶようにし、寺号も井戸寺と改めたという。
貞治元年(1362年)、細川頼之の兵火(細川清氏の反乱)で堂宇を焼失し、後に頼之の弟・細川詮春によって再建されたが、天正10年(1582年)に十河存保長宗我部元親の戦い(第一次十河城の戦い)により再び堂宇を焼失、慶長年間(1596年 - 1615年)に徳島藩蜂須賀氏によって再興に着手され、万治4年(1661年藩主蜂須賀光隆)にようやく本堂が再建となる。その後、昭和43年(1968年)には失火によりまたも本堂が焼失するが、幸い本尊は救い出され、3年後に再建された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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