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株式会社亜紀書房(あきしょぼう、''Akishobo Inc.'')は、日本の出版社。 == 沿革 == 1967年 創業。亜紀書房の名は、「これから来たる亜細亜の世紀をリードする」という意味を持ってつけられた。 1969年 『砦の上にわれらの世界を』を刊行。サブタイトルは「ドキュメント東大闘争」。一連の学生運動でも特に激しかった東大闘争のさなかに出版され、運動をしていた学生を中心に爆発的な人気を得た。 1971年 『公害原論』(宇井純著)を刊行。著者の宇井純は東大助手時代、新潟水俣病を実名で告発して、教授の道を絶たれた。従来の科学技術者の多くが「御用学者」の活動をしてきたと批判し、公害被害者の立場に立った視点を提唱して環境学のさきがけとなった。 1978年 養護施設で暮らす子どもたちの作文を収録した『作文集 泣くものか』(全社協養護施設協議会編)が第32回毎日出版文化賞を受賞。 1984年 元朝鮮総連幹部が統一日報に連載した日記『凍土の共和国』(キム・ウォンヂョ著、佐藤勝巳解説)を刊行。著者名のキム・ウォンヂョはペンネームである。飢餓と強制労働に苦しむ北朝鮮の民衆の実情をはじめて暴き、その衝撃的事実が反響を呼ぶ。2008年に新装版を発売。 2001年 “アメリカ暮らし”シリーズがスタート。 2005年 『失礼ながら、その売り方ではモノは売れません』(林文子著)が13万部のベストセラーに。 2007年 翻訳ノンフィクションシリーズがスタート。2007年に『ニュース・ジャンキー』(ジェイソン・レオポルド著)を刊行後、『アーミッシュの赦し』(ドナルド・B・クレイビル他著 2008年)、『ユダヤ人を救った動物園』(ダイアン・アッカーマン著 2009年)、『アフガン、たった一人の生還』(マーカス・ラトレル著 2009年)、『哲学する赤ちゃん』(アリソン・ゴプニック著 2010年)、『災害ユートピア』(レベッカ・ソルニット著 2010年)と、次々と翻訳ノンフィクションを刊行。 2007年 防衛大学教授陣による安全保障を扱った一連の著作の刊行を開始 2009年 『環境問題を経済から見る』(福島清彦著)が日経BP・Biz-Tec図書賞を受賞 2011年 レベッカ・ソルニット著『災害ユートピア』が、東日本大震災後、新聞、テレビなどで必読の書としてとりあげられ話題を呼ぶ。 2011年 ZERO事業部が発足する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「亜紀書房」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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