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交通営団 : ミニ英和和英辞書
交通営団[こうつう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

交通 : [こうつう]
  1. (n,vs) communication 2. transportation 3. traffic 4. intercourse 
: [つう]
  1. (adj-na,n) (1) connoisseur 2. authority 3. (2) counter for letters, notes, documents, etc. 
営団 : [えいだん]
 【名詞】 1. corporation 2. foundation 
: [だん]
 【名詞】 1. body 2. group 3. party 4. company 5. troupe

交通営団 ( リダイレクト:帝都高速度交通営団 ) : ウィキペディア日本語版
帝都高速度交通営団[ていとこうそくどこうつうえいだん]

帝都高速度交通営団(ていとこうそくどこうつうえいだん、)は、東京都特別区(23区)の地下鉄を経営するため1941年から2004年まで日本に存在していた日本国政府出資の鉄道事業者である。
帝都高速度交通営団法に設立根拠を持ち、交通関係の省庁所管〔鉄道省→運輸通信省→運輸省→国土交通省〕であった「公法上の法人」〔帝都高速度交通営団法第一条〕である。通称交通営団(こうつうえいだん)。資産等は東京地下鉄(東京メトロ)に継承された。イメージソングは井上大輔作曲の「未来よ君は美しい」。
== 概要 ==

日中戦争中に国家による統制管理のために設置された経営財団、いわゆる「営団」の一つである。「帝都」とは大日本帝国首都、すなわち東京のこと、「高速度」とは新幹線のような高速鉄道の意味ではなく、かつて市内交通の主役であった路面電車に対して「高速」という意味である(都市高速鉄道)。英語表記はTeito Rapid Transit Authorityで、TRTAという略称もあった。
複数の会社によって行われていた東京の地下鉄事業を統合し、一元的に東京の地下鉄を建設・経営する公共事業体として発足した。いわば戦時統合であったが、第二次世界大戦後、連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) の指令により同法人以外の営団が解散もしくは公団へ移行したものの当営団はそのまま維持され、「帝都」を冠して旧体制をその名に残す当営団は戦後60年近くという長期に亘って存続した。その間に東京都の直営による地下鉄事業開始(1960年)や日本国有鉄道の分割民営化(1987年)など情勢の変化もあったが、当営団は企業体としては特に変化なく東京の主要な公共交通事業者として存続されてきた。
2004年平成16年)4月1日東京地下鉄株式会社法の施行により、一切の権利及び義務、設備、車両を東京地下鉄株式会社(東京メトロ)が継承、営団は廃止された。国有地方公営企業第三セクター会社とも異なる公企業として独特な存在であった。発足当初は民間資本が入っていたが、1951年に公的資本のみとなった。日本民営鉄道協会に加盟し、団内労働組合も日本私鉄労働組合総連合会に加盟するなど私企業のような行動をとる一方、テレビCMなど広告は規制されており、民営化直前の2003年6月までは一切行われなかった。地下鉄事業は日本国有鉄道と異なり特別な法律に基づくものではなく、地方鉄道法に基づいていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「帝都高速度交通営団」の詳細全文を読む




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