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交通巡視員(こうつうじゅんしいん)とは、日本の警察において警察官とともに道路交通に関する取締りや指導、交通整理などを行う警察職員である。現在では、廃止され警察官に統合された都道府県もある。 == 概要 == 道路交通法第114条の4に定められた、警察職員である。警察の試験で採用され、制服のデザインも警察官に準じているが、職務権限が及ぶのは交通関係の範囲に限られる。また警察官のような階級は無く、警察官の階級章と類似したデザインの「交通巡視員章」〔警察官の階級章との違いは“台の上に階級表示の短冊板”ではなく交通腕章と同じ“緑の地に白線2本”である事〕を制服の左胸に着用する。刑事訴訟法上の司法警察員では無く、職務上の必要性も無いので、警察官のように拳銃、警棒、手錠の携帯は認められていない〔入国警備官や税関職員のように刑事訴訟法上の司法警察員ではなく、司法警察権を持たなくとも職務の性質上から武器の携帯や使用が認められている職種がある〕。ただし、警察手帳(身分証票)の携帯義務はある。 法制度上は男女とも存在する〔「交通巡視員の服制に関する規則 」では男女両方の制服が定められている〕が、実際に現在も採用試験を行っている警察本部では対象は女性のみの場合がほとんどである。前述の通り、警察官に統合し、事実上の職種の廃止を行った警察本部も多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「交通巡視員」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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