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享保丁銀(きょうほうちょうぎん)とは正徳4年8月2日(1714年)から鋳造開始された丁銀の一種で秤量貨幣である。正徳丁銀(しょうとくちょうぎん)と呼ぶ場合もある。享保丁銀(正徳丁銀)および享保豆板銀(正徳豆板銀)を総称して享保銀(きょうほうぎん)あるいは正徳銀(しょうとくぎん)と呼ぶ。 == 概要 == 表面には「(大黒像)、常是」および「常是、寳」の極印が打たれ、慶長丁銀と同形式である〔瀧澤武雄,西脇康 『日本史小百科「貨幣」』 東京堂出版、1999年〕。大黒印を含めて極印10面打以上のものを初期鋳造として正徳丁銀と呼び、9面打以下のものを次期鋳造として享保丁銀と呼ぶ場合もある〔『新訂 貨幣手帳・日本コインの歴史と収集ガイド』 ボナンザ、1982年〕。また12面の大黒像を打った十二面大黒丁銀は上納用あるいは祝儀用とされるが、この場合、極印打数からの享保と正徳との区別は困難である。 尚、小判については正徳小判から享保小判への変更に付き若干の品位向上となったが、丁銀についても金貨とのバランスの関係から初期の頃に品位を若干向上させる変更を行ったとする説もある〔丹野昌弘 『月刊 収集 いわゆる正徳丁銀について』 1999年9月号〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「享保丁銀」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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