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京浜急行線(けいひんきゅうこうせん)は、かつて存在した、神奈川県鎌倉市から藤沢市に至る道路(道路運送法上の自動車道)である。この道路は、1950年より京浜急行電鉄が所有、運営していたため、通称「京浜急行自動車専用道路」、「京浜急行有料道路」といわれていた。現在は市道に移管し、鎌倉市部分が「鎌倉市道大船西鎌倉線」、藤沢市部分が「藤沢市道片瀬西鎌倉線」となっている。事業廃止にあたり、鎌倉市部分と藤沢市部分を分割譲渡した関係で、登記上、鎌倉市部分が「京浜急行線」、藤沢市部分が「市鏡-滝口寺下」とされた〔道路関係四公団民営化推進委員会(第18回)討議参考資料1「高速道路の法的性質に関わる論点」 を参照のこと。「市鏡-滝口寺下」は「市境-竜口寺下」の誤記と思われる。〕。本項では「市鏡-滝口寺下」を含む全区間を取扱う。 == 概要 == 当道路は1926年(大正15年)11月15日に国から事業免許を受け、1931年(昭和6年)7月4日に供用開始した、神奈川県の鎌倉市大船-藤沢市片瀬間の道路運送法上の民間運営道路。道路運送法による道路としては日本初の有料道路、自動車専用道路とされている。 ルートは湘南モノレール線が走っている区間にほぼ相当する。かつては鉄道線敷設計画(後述)があったが実現せず、1970年に湘南モノレール線が開業するまでは、公共交通機関としては長らく路線バスのみが運行されていた〔この路線の前身については京浜急行バス鎌倉営業所に詳しい。〕。 沿道の市街化のため事業継続が困難となったため、1984年(昭和59年)7月1日に鎌倉市部分5.7kmを鎌倉市に9億8千万円で有償譲渡した。引き続き市境-龍口寺下間の藤沢市部分1.1kmで事業を継続したが、経営悪化と地元の要望により、1989年(平成元年)3月31日に藤沢市に上記区間を無償譲渡した〔。 大船側、片瀬側ともに料金所付近に三菱商社燃料部(現在の三菱商事エネルギー)による給油所が設けられた。片瀬側の給油所は1969年に営業を終えたが、大船側の給油所については代理店の変遷がありながらも2007年ごろまで営業が行われていた。 開通当時、日本における自動車保有台数は6万台強であり、アスファルトによる道路自体珍しく住民は履物を脱いで道路を歩き始めたという逸話がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「京浜急行線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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