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京王5000系電車(初代)(けいおう5000けいでんしゃ)は、かつて京王帝都電鉄(現・京王電鉄)に在籍していた通勤形電車である。 本系列には基本系列の5000系(狭義)と増結用の5070系→5100系が存在したが、一般的に両者をまとめて5000系(広義)として扱うことが多い。このため、本稿では両系列を一括して記述する。 == 概要 == 1963年(昭和38年)から1969年(昭和44年)にかけて155両(うち5000系が4両編成23本、5100系が2両編成12本・3両編成13本)が日本車輌製造・東急車輛製造・日立製作所で製造された。架線電圧の1,500V昇圧に伴って投入され〔営業運転開始は1963年8月4日(京王れーるランド内展示の「京王線5000系のあゆみ」〈京王電鉄株式会社運輸部営業課、2002年10月作成〉より)。〕、京王帝都電鉄京王線が路面電車由来の軌道線から本格的な都市鉄道への脱皮を果たしたことを象徴する車両である。また、この車両から前面に貫通扉を設置した。 前年に登場した井の頭線用の3000系に続いて、1964年(昭和39年)度の鉄道友の会ローレル賞を受賞している。同一鉄道事業者の2年連続受賞は京王が初であった。この5000系を最後に、京王はローレル賞、ブルーリボン賞を受賞していない。 1968年(昭和43年)以降に製造された車両は、関東地方初、またロングシートを装備した通勤形電車に限れば日本初の冷房車となった〔特別料金なしで乗車でき、通勤用にも供される汎用冷房車は、1959年(昭和34年)に登場した名鉄5500系電車が日本初であり、京王5000系電車は二番目となる。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「京王5000系電車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Keio 5000 series 」があります。 スポンサード リンク
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