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三条駅(さんじょうえき)は、京都府京都市東山区にある、京阪電気鉄道の駅。駅番号はKH40。 == 概要 == かつては、京阪電気鉄道の京都におけるターミナル駅であることを強調するため、「京都三条駅」「三条京都駅」と呼称していたこともあった。 当初は京津電気軌道(後の京阪京津線。廃止)の三条大橋駅として開業し、そこに琵琶湖疏水と鴨川に挟まれた堤防上を北上してきた京阪本線の終点として三条駅が開業、その後の京阪電気鉄道による京津電気軌道の吸収合併で両者が統合されるという経緯を辿った。なお、京阪本線五条 - 三条間は元来京都市電気局の軌道法に基づく特許線であり、京阪本線はその特許を借用して路線を開業したことから、特許借用期限切れの前後には特許返還を求める市議会の一部勢力への対抗措置として京津線との一体性を強調する運輸施策が行われるなど、京阪本線五条 - 三条間存続のために様々な方策が採られた(この経緯については京阪60型電車の項を参照のこと)。 当駅は地上時代には京阪本線が鴨川と琵琶湖疏水に挟まれた立地、しかも用地の所有権が軌道特許を保有する京都市側にあったがゆえに地形の自由な改変が出来なかったことなどから、特に京阪本線ホームの設置には様々な制約が存在した。そのため、疏水上に橋梁構造の基礎部を架設してその上に駅舎を設置し、さらに4番線ホームを鴨川に張り出して設置するなど、様々な制約の下で可能な限りの面積を確保した、特異な配置となっていた。また、60型「びわこ」号が京阪本線と京津線の間で直通運転を実施していたことから、両線間には連絡線が敷設されていた。京阪本線の優等列車速度向上で直通列車が廃止された後も残されたが、1969年に撤去された。ただし、連絡線が京津線ホームと直結する配置であったことから、その痕跡は京津三条廃止まで長く残された。 当駅は長年にわたって京阪本線系統の終点および大津方面へ連絡する京津線の起点であることから両線の乗り換え駅として、また隣接する三条京阪バスターミナルを介して洛北方面への乗り換え駅として、京都市内の交通網において重要な役割を果たしてきた。だが、その一方で三条通を経由する京都市電の路線が存在せず、その路線網との直接の接続はなかったため、年間乗降客数では京都市内有数の繁華街である祇園や四条河原町に挟まれ、しかも市電やバスの基幹系統と接続する立地の四条(現・祇園四条)が常に上回っており、鴨東線開業および地下鉄東西線開業に伴う京津線の部分廃止が実施されて以降は鴨東線の終点である出町柳と大差ない乗降客数で推移している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三条駅 (京都府)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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