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京阪特急(けいはんとっきゅう)は、京阪電気鉄道の京阪線系統で運行されている特急列車の通称である。 本項では、京阪特急の歴史と概要など、および事実上その前身となったかつての急行および最急行、2003年から2008年まで運行されていたK特急、停車駅ならびに車両の接客設備が特急と遜色のない列車である2008年10月19日より運転開始の快速急行、および翌20日より運転開始の快速特急と通勤快急の歴史についても記述する。なお、通勤快急はこれが正式種別名であり、通勤快速急行とは称さない。 == 歴史(2002年まで) == === 前身 === * 1914年(大正3年)5月15日:日本の大手私鉄において「史上初の料金不要の速達電車」として急行を運転開始した。 * 京阪本線(以下、本線)は1910年に開業し、大阪天満橋駅と京都五条駅(現在の清水五条駅)の間を当初1時間40分で結んだ。その所要時間は開業後徐々に短縮され、1912年には1時間20分となった。 * その後、京阪の役員の中に、さらなる速達を求めてノンストップの列車を運行する考えが生まれた。これに対しては反対意見もあったが、とりあえず終電の後に1本増発する形となった。 * 当時は信号が全くなく安全を見込んで、終電後に相当運転間隔を取り、京都と大阪をそれぞれ午前0時半に出発し(現在の本線の京阪間直通最終列車発車時刻よりも遅い〔2009年9月12日改正での直通最終列車は京都寄りが出町柳23時25分発の急行淀屋橋行き、大阪寄りが淀屋橋23時40分発の特急三条行き。〕)、1時間で走破する列車として設定された。 * 1915年(大正4年) * 4月1日:急行が朝夕4往復に増発。本線では日本初の三位式三現示自動閉塞信号機を採用しており、それが威力を見せることになった。 * 10月27日:起点駅が三条駅に変更される。 * 運転区間延長にも関わらず1時間運転をそのまま維持した。同年12月には四条駅に停車する急行も2本設定した。 * 1916年(大正5年) * 4月1日:従来の急行を最急行と改称し、新たに枚方東口駅(現在の枚方市駅)、八幡駅(現在の八幡市駅)、中書島駅、伏見桃山駅、稲荷駅(現在の伏見稲荷駅)、七条駅、五条駅と主要駅に停車する列車(現在の特急に相当)を急行として設定。天満橋駅 - 三条駅間を70分で結び、24分間隔で運転した。 * 8月1日:最急行を廃止。主要駅停車の急行を増発し、7時から21時までの時間帯に20分間隔で運転することとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「京阪特急」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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