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人吉善吉 : ミニ英和和英辞書
人吉善吉[ひとよし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
: [ぜん]
 【名詞】 1. good 2. goodness 3. right 4. virtue 

人吉善吉 ( リダイレクト:めだかボックスの登場人物#人吉善吉 ) : ウィキペディア日本語版
めだかボックスの登場人物[のちに]

この記事では『めだかボックス』に登場する架空の人物について記述する。
登場人物の名字は基本的に日本の九州地方に実在する地名で統一されている。また、作中で個人データが紹介されている登場人物の血液型はすべてAB型である。
担当声優の表記は、テレビアニメ版 / ラジオドラマ版のものとし、1人しか記載されていない場合はテレビアニメ版のキャストとする。
== 主要登場人物 ==
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: 声 - 豊崎愛生 / 豊口めぐみ
: 本作の主人公でありヒロイン。箱庭学園の第98・99代生徒会長。1年13組の女子生徒。誕生日は10月2日
: 多方面に際立った才能の持ち主で容姿端麗・文武両道の上身体能力にも優れ、家は世界経済を担う大金持ちと全てにおいて恵まれている。「見知らぬ他人のために生まれてきた」を信条に、学園に設置した目安箱で誰からの相談も24時間365日受け付ける。目的解決に必要とみなせば自らが傷を負うことを厭わないが、必ずしも自己犠牲主義ではなく状況によっては自分が一番目立たないと気が済まない子供染みた部分も持つ。2歳のころから傍にいる人吉善吉に多大な信頼を寄せている関係である
: 妙なところで一般常識に疎く、目的に対する方法・手段も極端なことが多い。善吉達には「王で王手を打ちかねない」(反則)と評されている。桁外れの能力値のせいで大の動物好きでありながら、本能的に動物に避けられてしまうスキル「動物避け」を抱えている(善吉の離反により箍が外れて能力が増大した時は人間すら避けてしまう結果となった)。空中戦最強〔8巻オマケページより。〕であり、箱庭学園制圧力ランキング第2位〔13巻オマケページより。〕。
: 鍛え上げているがゆえにナイスバディ(巨乳)で露出狂の気があり、胸元を大きく開いた生徒会専用制服を好んで着用する。そのため、他人の前で着替えることや肌を露出することに抵抗がない(むしろ見られることが好き)。
: 安心院なじみによると「勝者であることを決め付けられた主人公体質の人間であり、スポーツやゲームなどの娯楽を除けばめだかに勝てる者はこの世にはいない」とのこと。また、彼女から仲間よりも敵に興味と好意を示す性質が指摘されている他、他者とかけ離れた絶対的な強さゆえに、鶴喰鴎からは「本当は仲間を持たずに一人でいることを好んでいる」とみなされている。
: 黒神めだかの後継者編では安心院なじみの策略により善吉と対立し、生徒会選挙で対決することになるが、人外としか称せない身体能力と幼馴染すら他人のために切り捨てるその生き様故に全投票のうちの2%しか票を得られず、過半数以上の票を獲得した善吉に大敗。「見知らぬ他人の役にたつために生まれてきた」という生きる意味を見失い、善吉に再び生きる意味をくれるように嘆願するが、「それはお前自身が決めることだ」と一喝されたことで善吉に惚れ直し、会長職を委任した。
: 生徒会長辞任後は「自分探し」を始め、様々な部活に挑戦しており圧倒的な力を発揮し、その姿を観た周囲からは「野良黒神」と評されている。そんな中、第二回漆黒宴の開催を告げられ、これ以上漆黒宴で死者を出さないために、自身が参戦。心理戦で桃園喪々に勝利したことで、人の心を理解するようになる。
: 漆黒宴にて人の心を理解したため、自身の影武者として箱庭学園に籍を置いていた不知火半袖が学園を去ることに納得がいかず、彼女と再び出会い友達になるために不知火の里を訪れる。しかし、里に封じられていた獅子目言彦に惨敗してしまう。彼を破り不知火を開放するために、唯一彼に効果があるであろうスタイルの習得を目指して鶴喰博士の下に向かう。
: 彼女の異常性は「完成(ジ エンド)」。他人のスキルを本来の持ち主より使いこなし完成された状態で体現・会得できる。後に、直接観察しなくても他人のスキルの情報を聞くだけで、推理と仮説を立てることによりそのスキルを体現することができるようになったり、過負荷も自由に体現できるようになるなどの成長を見せる。ただしこのスキルは解析によるものであるため技術的なものしか複製・昇華できず、芸術的な要素は全く学習できないという欠点も存在する。なお、現在反則スキルとすら言われる「致死武器」「不慮の事故」はおろか、「大嘘憑き」や「却本作り」すら習得している模様。
:; 黒神めだかの真骨頂(善吉談)
::; その1「上から目線性善説
::: 他人のいかなる悪行も環境などの外因でやむなく行っているとみなし、実力行使で更生させようとする黒神めだか特有の性質。その2、3とともに十三組の十三人編以降はあまり見られなくなる。
::; その2「ツンデレ」
::: 普段は古風かつ男まさりな口調だが、デレると一転して乙女じみた口調になる性質。
::; その3「行きすぎ愛情表現」
::: 全人類を自分の家族だと思っており、その愛情表現として行うキスのこと。小学校に入るまでは見境無しにキスをしていたが善吉にやめさせられ、最近では滅多に見せない。また、この愛情の一端として敵さえ好み、相手方からの接触・攻撃を歓迎することもある。
::; その4「乱神モード」
::: 激昂した時になる、怒りに任せ暴力に訴える暴走状態。髪の色が青白く変色(アニメ版では赤白く発光)し、身体能力が劇的に上昇する。気休め程度だが怪我の治りも速くなる。「人の話を聞かなくなる」と言う性質を逆に利用し、対話の延長であるスタイルを無力化することも可能。
:::; 改神モード
:::: 都城王土の異常性「人心支配」を用い、暴走状態でしかなかった乱神モードを昇華し、自分の理性的支配下に置いたモード。しかし、改神モードはいわば「観察」の極地であるため、初見の能力・技に対しては「反応」や「反射」よりも先に「観察」することを優先してしまうという弱点を持つ。このモードになると髪が黒く染まる。命名は名瀬。
:::; 廃神モード
:::: 凶化合宿を経て習得した過負荷対策のモード。このモード下では髪や瞳から色素が抜け、相手より弱くなることで実力やスキルの差を考慮することなく、手加減抜きの全力で戦えるようになる。いわば球磨川の「却本作り」のマイナーチェンジ版のようなもの。本来は弱い人たちの心を理解するために自ら弱くなるというモードだが、めだかは戦いにしか利用できない。命名は安心院。
:::; 混神モード
:::: 改神モードと廃神モードが混ざり、強さと弱さを合わせ持つモード。
:::; 終神モード
:::: スタイルの基本である「振動」で全身の筋肉を動かし全身が心臓のようにポンプの役割を果たし、常人の数十倍〜数百倍の脈拍となり、身体能力を向上させたモード。
:; 黒神ファントム
:: 不規則な垂直跳びで相手の意識をずらしつつ、亜音速で移動する技。攻撃にも転用できるが、使用後は黒神めだか本人が衝撃波(ソニックブーム)により多大なダメージを負ってしまう。後に日之影空洞の「光化静翔」を観察し、欠点の衝撃波によるダメージを克服した「ちゃんとした版」を完成させた。こちらは1日3回しか使用できない。
:;黒神ファイナル
::終神モードを用いて行う攻撃。「増える」分身の術と、「消える」黒神ファントムの合わせ技。スリップストリームによって、「矛盾の壁」を突破する。こちらは黒神ファントムと違い曲げることが可能。
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: 声 - 小野友樹(幼少期 - 真堂圭) / 神谷浩史
: 本作のもう一人の主人公。箱庭学園の第98・99代生徒会庶務。箱庭学園の第100代生徒会長。1年1組の男子生徒。
: めだかとは2歳の頃からの幼馴染。昔からめだかの正しさを信じ多大な信頼を寄せている。箱庭学園入学当初は生徒会入りに乗り気ではなかったが、目安箱の初の案件解決の過程において考えが変わったことで庶務に任命される。
: 斜に構えた態度も多いが、根は真面目で努力家。仲間の手助けに感涙したり、自己の役割を果たした際には誇らしげであったりと情緒豊かな一方、危機に直面した時には多面的に状況を分析する冷静さも持ち合わせている。また周囲には理解しがたい着こなしを好む、「デビル」や「サタン」という言葉を強調する意で使うなどセンスはやや奇抜。全ての人間を問答無用に幸せにしたいと思っているめだかとは違い、幸せになりたいと自ら望む人間を助けるべく努力を重ねている。
: 学園においては「天才のめだかに纏わりついている場違いの凡人」のような認識をされており、善吉本人は他人から生徒会長の犬と蔑まれてもよいという覚悟で生徒会の庶務をこなしている。めだかの「正しさ」だけでは解決できない心理的なしこりやわだかまりが世の中にあることを強く理解している。そのため、めだかには内緒で自分が独断で汚れ役になり、どこまでも性善説を貫く彼女が他者の悪意を買わないように守ろうと考える。しかし、『どれだけ化け物じみていても黒神めだかも人間である』とみなす箍(たが)として働くようになったため、善吉が離れた際のめだかはより常軌を逸し、周囲からも敬遠される結果となった。
: 相手の異常性をも受け入れる懐の広さゆえにアウトローに好かれやすく、それは周りと一緒に不幸になろうとする-十三組に対しても例外ではない。何度となく置いてけぼりや裏切りをした不知火半袖に対してでさえも友達であるというスタンスを崩さず、-十三組側に降った時もそれが強制でなく本人の意思なら別にいいとした。
: フランスの格闘技であるサバットを基本に蹴り技・足技に特に優れており、戦闘能力は異常者にも劣らない。さらに自身を向上させるために日夜身体を鍛えているだけでなく、あらゆる危機的状況を想定した対銃火器策にも秀でている。
: 生徒会戦挙では庶務戦に出場。球磨川禊の降参で勝利を収めるが、直後の私闘で視力を喪失する。その際の臨死体験で出会った安心院なじみからスキル「欲視力(パラサイトシーイング)」を貸し与えられ、視力が回復する。
: 黒神めだかの後継者編では安心院なじみの策略により、めだかから見限られてしまう。安心院なじみからの誘いによって「めだかの隣にいるため」にめだかとの敵対を決意し、真・フラスコ計画により「主人公」になることを決意。めだかとの生徒会選挙での対決の結果、62%の支持で生徒会長に当選しめだかに大勝する。
: その後めだかの後を継いで箱庭学園第100代目生徒会長に就任。眼鏡をかけるようになっている。めだか達が消息不明になったことから生徒会メンバーを引き連れて「漆黒宴」の会場に訪れる。めだか達に追いつこうとするも、直後、月氷会の兎洞武器子に胸を貫かれ桃園喪々にカード化され人質とされる。
: 「不知火知不編」では箱庭学園の生徒会長であるために、不知火半袖の学園内の記録と記憶がなかったことにされた後も半袖のことを覚えていた。半袖に会うためにめだか達と共に不知火の里を訪れるが、そこで獅子目言彦の攻撃を受け意識を失う。
: 彼のスキルは「欲視力(パラサイトシーイング)」(のちに「改神モード 全吉モデル」)と「愚行権(デビルスタイル)」。
:; 欲視力(パラサイトシーイング)
:: 他人の視界を覗くスキル。球磨川に視力を奪われ、臨死体験した際に安心院から借り受けた。このスキルで視力は回復したが、このスキルの効果により「頑張り甲斐のない人生になってしまった」と嘆いている。その後、このスキルは不知火の「正喰者」によって「全吉モデル」へと作り変えられた。
::; 改神モード 全吉モデル
::: 己の限界を覗くスキル。自身の限界を覗くことで、めだかの改神モードと同様の効果を生み出す。めだかとの選挙戦のために不知火のスキル「正喰者」により「欲視力」を作り変えて作成されたが、選挙戦では出番がなかった。
:; 愚行権(デビルスタイル)
:: ご都合主義排除のスキル。生徒会選挙でめだかと対決するために不知火半纏に作成してもらった、善吉固有のスキル。いわゆる主人公補正への拒否権で、ありとあらゆる主人公・英雄像やその偉業を「あいつらはただ運が良かっただけ」と切り捨てるもの。自分にとって不都合しか生じないため、そのアイデアを聞いた安心院なじみは「頭おかしいんじゃねーの…」と驚愕した。実質、対めだか用スキルのため以降は特に描写がない。
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: 声 - 加藤英美里 / 同左
: 1年1組、のち1年-13組に移籍した女子生徒。箱庭学園理事長不知火袴の孫。口癖は「あひゃあひゃ」。
: 小柄な見た目に似合わぬ健啖家でとんでもない大食いで「ラーメンは飲み物」と言い切るほど。底抜けに明るい振る舞いと幼い容姿から無邪気に見られがちだが、生徒の個人情報やフラスコ計画の裏事情にも精通しており、時にはそれらを利用して周囲を振り回すなど小悪魔的な一面も持ち合わせている。めだかや善吉の過去に詳しく、善吉と行動を共にする場面が多々あるが、基本的にただ見ているだけで何もせず本人によると「都合のいい時だけ友達」。そのため危険を感じると一瞬でいなくなる。善吉に好意を抱いているようで、どれだけ裏切っても友達と接してくれることは嬉しい模様。選挙戦で安心院に「望むならハーレムエンドにも出来る」と持ち掛けられているが「愛は別に勝たなくていい」と、その提案を素気無く却下している。また、98代生徒会選挙の際には「善吉がめだかの選挙運動を手伝っている」という理由でめだかに投票したらしい。
: めだかが「嫌い」だと公言する数少ない人物。半袖はめだかを「お嬢様」と呼んで飄々とした態度で慇懃無礼に接しており、めだかに対してどういう感情を持っているかは明かそうとしない。
: 彼女の正体は黒神めだかの影武者。箱庭学園におけるめだかのサポートが彼女の役割だった。黒神めだかに足りない部分を補っており、時には敵に回り、時には裏方に回り、露骨にさりげなくめだかの学園生活を支えていた。箱庭学園で見せていた大食いも、食断ちをしていためだかの代わりに食べていただけ。めだかが漆黒宴を経て人の心を理解したため、影武者としての役目を終え、箱庭学園に自分が通った記録と記憶を球磨川禊に「なかったこと」にしてもらい学園を去る。
: 不知火一族の中で最も不知火半纏の色を濃く受け継いでおり、不知火の里のエリートである。それゆえに、次代の獅子目言彦を担うことになった。
: 彼女の過負荷は「正喰者(リアルイーター)」。スキルを喰い改めるスキル。他人の特技を属性や過程を無視して違うものへと書き換え・作り直してしまうスキル。即ち、その人間の才能や個性を台無しにする、何よりも過負荷らしいスキルといえる。パワーのスキル「知られざる英雄」をスピードのスキル「光化静翔」に、他人の視界を覗くスキル「欲視力」を己の限界を除くスキル「改神モード 全吉モデル」へと作り変えた。安心院さんによると、「この世で最も忌まわしいスキル」。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「めだかボックスの登場人物」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 List of Medaka Box characters 」があります。




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