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「人恋しくて」(ひとこいしくて)は、南沙織通算16枚目のシングル。1975年8月1日発売。発売元はCBS・ソニー。 == 解説 == カヴァー・ソングを除いたシングル曲では、初めて「有馬三恵子・筒美京平コンビ」を離れてリリースされた作品である。作詞は、1960年代に西野バレエ団で活躍した江美早苗として知られた中里綴、作曲は、翌1976年2月26日に発売されたソロデビューシングル「春うらら」をヒットさせることになる田山雅充である。田山はその後もライヴで、南に提供した曲を歌うことがある。「中里・田山コンビ」は赤い花の「今愛の中で」(赤い花デビューシングル「赤い花みつけた」B面、1974年6月発売、キャニオンレコード)以来である。 本シングルは、オリコンの週間ヒットチャートでベストテン入りを果たし、年末には本作により『第17回日本レコード大賞』で歌唱賞を受賞した。PV集『Hello!Cynthia』(1984年11月21日発売)には、ノミネートされて歌った際の映像が収録されている(音声もその放送時のもの)。同映像は、デビュー30周年記念メモリアル特別企画CD-BOX『CYNTHIA ANTHOLOGY』(2000年6月7日発売、ソニーレコード)でDVD化されて収められた。本楽曲で『第26回NHK紅白歌合戦』に出場をした(通算5回目)。その映像は、2006年6月14日発売の35周年CD-BOX『Cynthia Premium』に収められたDVDでも見ることが出来る。 表題曲の「人恋しくて」の冒頭は「暮れそうで暮れない黄昏どきは」のリフレインで始まる〔''人恋しくて''、うたまっぷ、2013年9月23日閲覧。〕。『CYNTHIA ANTHOLOGY』の解説によれば、「人恋しくて」はもとは「暮れそで暮れない黄昏どきは」という曲名であったが、音楽プロデューサー・酒井政利によって「人恋しくて」に変更された、とされてる。1976年4月15日に発行された「南沙織ファンクラブ会報No.33」には、作曲者である田山へのインタヴューが掲載されており、下記のQ&Aがある〔南沙織ファンクラブ会報No.33, 南沙織ファンクラブ、1976年4月15日発行。〕。 : Q : 最初「人恋しくて」は「暮れそうで暮れない」というタイトルだったようですが : A : そうです。「暮れそで暮れない黄昏どきは」という長いタイトルだったんです 田山は、赤い花のヴォーカリストとして1974年にデビューののち、南による本シングルが発売された同年、たやまと夕子というデュオとして再デビューしている〔田山雅充プロフィール 、田山雅充、2013年9月23日閲覧。〕。同年発表のたやまと夕子デビューアルバム『暮れそで暮れない黄昏どきは』(1975年9月発売、キャニオンレコード、C-3059〔暮れそで暮れない黄昏どきは 、国立国会図書館、2013年9月23日閲覧。〕)には、たやまと夕子版の同作がすでにタイトル変更後の「人恋しくて」として収録されており、「暮れそで暮れない黄昏どきは」のタイトルはアルバム名にのみ残された。命名者は作詞者の中里綴。音源としての発売は、南版のほうが1か月先になった。 また南自身、当時歌番組で披露の際「暮れそうで暮れない黄昏どきは」の冒頭リフレイン後は、「心が脆くなるものですね」と1番目の最終行の歌詞を付け加え、さらに1番目の最後は「煙草の煙見つめて過ごす」と、レコード録音時とは歌詞を変えて歌唱するパターンが多かった。 なお南にとって同曲は、オリコンシングルチャートでベスト10入りした最後のシングルでもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「人恋しくて」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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