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人物主義(じんぶつしゅぎ)とは、道徳教育において道徳観念を最高理想とし、その具現化を目指した人物の行為を通して徳を身に付ける、という考え方をいう。 第二次世界大戦以前の日本の修身科の国定教科書において、この傾向が顕著に見られた。以下、日本の事情について記述する。 == 思想史 == === 人物主義の成立 === 明治維新以来、修身教育はさまざまな論争が展開されてきたが、教育勅語の発布(1890年(明治23年)10月30日)によって、方向性が示され次第に収束していった。翌1891年(明治24年)には「小学校教則大綱」(11月制定〔佐々木、1999、221ページ〕)と「小学校修身教科用図書検定基準」(12月制定〔小寺・藤永、2009、39ページ〕)が策定され、勅語の中に示された孝行・博愛・義勇など12の徳目〔佐々木、1999、219 - 220ページによる。示された徳目の数は学者によって異なる。〕にしたがった教科書がわずか2年のうちに80冊も検定を通過した〔小寺・藤永、2009、38 - 45ページ〕。 これらの教科書は徳目主義と呼ばれる構成をとっていた。これは、勅語に示された徳目を順に配列し、学年を追うごとに徐々に程度を高めていく、というものであった〔村田、1979、62ページ〕。しかし、このような「教育勅語の徳目解説書」〔佐々木、1999、222ページにおける表現〕とも言える無味乾燥な教科書は、当時流行していたヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト学派〔特にヘルバルトの弟子・ラインの「五段階教授法」が1時限の授業を展開する方法として多くの教科で取り入れられた。〕の思想の影響を受け、児童・生徒の興味を喚起すべく、歴史上模範となる人物の伝記を主体とするもの〔村田、1979、62 - 63ページ〕に代わっていった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「人物主義」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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