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『人造人間ハカイダー』(じんぞうにんげんハカイダー)は、東映スーパーヒーローフェアの一環として1995年4月15日に公開された特撮映画。英題は''ROBOMAN HAKAIDER''。 キャッチコピーは「正義も悪もいらないぜ! オレの名はハカイダー!!」東映特撮ヒーローの生みの親である、原作者の石ノ森章太郎の生前最後の東映特撮ヒーロー作品であり遺作である。 == 概要 == 1995年4月15日に公開された東映スーパーヒーローフェアの作品の一つ。タイトルにあるとおり、原典の『人造人間キカイダー』に登場する敵役のロボット、ハカイダーを主人公とした作品である。しかし原典とは設定が大きく異なり、名前とイメージだけを使用したスピンオフ作品である。 原典のイメージを元に、正義の味方というよりはアンチヒーロー、あるいはダークヒーローといった立場で、歪んだ「正義」や「秩序」を破壊する者として描かれている。これは、劇中で正義を自称するミカエルに対してハカイダーが言った「確かに、貴様が正義なら、俺は…悪だ!!!」にも現れている〔これは原典でサブローが言った、「貴様が正義なら俺は悪でいよう」へのオマージュ。 〕。 プロデューサーは『キカイダー』でもプロデューサーだった吉川進、脚本はキカイダーで前期メインライターであった伊上勝の実子である井上敏樹がそれぞれ起用されている。 雨宮慶太が監督した『仮面ライダーZO』や『仮面ライダーJ』とは作風が大きく異なっており、それらのような超人的アクションは皆無に等しく、バイクアクションに重きが置かれている。 石ノ森章太郎の生前最後における東映特撮ヒーロー作品での遺作でありながら、『キカイダー』シリーズのテレビシリーズのリメイクを意識した作品である。 本作以前に何度も映画やテレビシリーズなどのハカイダー主演作品の話は出ており、『キカイダー大全』には1981年のテレビシリーズ企画用に石ノ森が描いたカラーイラストが掲載されている。 公開翌年の1996年に劇場未公開シーンと新規追加撮影シーンを加えた、ディレクターズカット版が公開された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「人造人間ハカイダー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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