|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 仁 : [にん, じん] (n) kernel ・ 馬 : [うま] 【名詞】 1. (1) horse 2. (2) promoted bishop (shogi) ・ 山 : [やま] 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point ・ 古 : [ふる] 【名詞】 1. used 2. secondhand ・ 古墳 : [こふん] 【名詞】 1. ancient (mound) tomb
仁馬山古墳(じんばやまこふん〔/じんまやまこふん〔仁馬山古墳 (山口県ホームページ「山口県の文化財」)。〕)は、山口県下関市延行にある前方後円墳。国の史跡に指定されている。 長門地方(山口県西部地域)では最大、ひいては山口県でも第3位の規模の古墳で〔山口県第1位の規模の古墳は白鳥古墳(熊毛郡平生町佐賀、墳丘長約120メートル)、第2位は柳井茶臼山古墳(柳井市柳井、墳丘長約80メートル)。〕、4世紀後半(古墳時代前期後半)の築造と推定される。 == 概要 == 山口県西端、綾羅木(あやらぎ)平野を望む台地東端の斜面に築かれた古墳である。2005-2008年(平成17-20年)に4次の発掘調査が実施されている〔。 墳形は前方後円形で、前方部を西北西方に向ける。前方部は未発達で、古い様相を呈する〔。墳丘長は約75メートルを測るが、これは長門地方(山口県西部地域)では最大、山口県でも第3位の規模になる〔。墳丘は後円部のみ3段築成で、全体的に極めて良好に遺存する〔。墳丘表面からは埴輪片が検出されており、部分的な円筒埴輪列の存在が推定される〔。主体部の埋葬施設は粘土槨で、ほぼ完存する〔。粘土槨内部には割竹形木棺が認められているが、これは直径約1メートル・長さ約6メートルを測る長大な木棺になる〔。そのほかに古墳の周囲では、陪塚と見られる小円墳2基(仁馬山北墳・仁馬山南墳)が認められている〔〔。 この仁馬山古墳は、4世紀後半(古墳時代前期後半)の築造と推定される〔。若宮古墳(綾羅木郷遺跡内)など一帯に分布する多くの古墳の中では、最も古い時期の築造に位置づけられている〔。 古墳域は1991年(平成3年)に国の史跡に指定された〔。なおこの史跡指定では、東北約70メートルにある植松古墳(下関市有冨、長門地方では唯一の方墳)の古墳域も指定範囲に含められている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仁馬山古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|