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今市発電所 : ミニ英和和英辞書
今市発電所[いまいち]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こん]
 【名詞】 1. this 2. now
: [し]
  1. (n-suf) city 
: [はつ]
  1. (n,suf) (1) departure 2. (2) beginning 3. (3) issued by (e.g., document) 4. (4) counter for gunshots 
発電 : [はつでん]
  1. (n,vs) generation (e.g., power) 
発電所 : [はつでんしょ]
 【名詞】 1. power plant 
: [ところ, どころ]
 (suf) place

今市発電所 ( リダイレクト:今市ダム ) : ウィキペディア日本語版
今市ダム[いまいちだむ]

今市ダム(いまいちダム)は、栃木県日光市(旧・今市市)、利根川水系砥川に建設されたダム。高さ75.5メートルの重力式コンクリートダムで、東京電力発電用ダムである。同社の揚水水力発電所今市発電所の下池を形成。上池・栗山ダムとの間でを往来させ、最大105万キロワットの電力を発生する。
== 歴史 ==
古くは明治時代より水力発電の開発が行われていた鬼怒川。東京電力は奥利根玉原発電所に続く、同社6番目となる揚水発電所の建設を、鬼怒川の支流・砥川に計画した。増え続ける電力需要に応えるとともに、広がっていた昼夜の電力消費量の格差を埋めるという日間調整能力に特化した純揚水式発電所として設計された。
1978年昭和53年)、上池・下池をそれぞれ形成するために必要な2基のダムを含めた今市発電所の建設工事が着工。発電所は両ダムの中間、地表より100メートル地下に形成した人工の空洞内に水車発電機変電設備を設置している。従来の地下式発電所では地中を掘削し断面をキノコ形にくり抜くという方式が採られていたが、今市発電所では新たにタマゴ形とする方式が採用された。地下発電所掘削時に排出された岩石は、今市ダム堤体コンクリート骨材として利用。並行して進められた栗山ダム建設工事も完了し、今市発電所は1988年(昭和63年)に発電機1台で一部運用開始(35万キロワット)。1991年平成3年)に残り2台(70万キロワット)を設置し、これをもって完成とされた。
フランシス形ポンプ水車を採用した、1台あたり最大35万キロワットの水車発電機を3台据え付け、総出力は105万キロワット。発生した電力は50万ボルトという高い電圧送電している。この50万ボルトという超高圧送電は、東京電力の水力発電所としては初めての試みであった。以後新設される同社の揚水発電所(塩原葛野川神流川)はすべて50万ボルト送電線に接続されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「今市ダム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Imaichi Dam 」があります。




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