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書経(しょきょう)または尚書(しょうしょ)は、政治史・政教を記した中国最古の歴史書。堯舜から夏・殷・周の帝王の言行録を整理した演説集である。また一部、春秋時代の諸侯のものもあり、秦の穆公のものまで扱われている。甲骨文・金文と関連性が見られ、その原型は周初の史官の記録にあると考えられている。儒教では孔子が編纂したとし、重要な経典である五経のひとつに挙げられている。 古くは『書』とのみ、漢代以降は『尚書』と呼ばれた。『書経』の名が一般化するのは宋代以降である。 現行本『書経』58篇のテキストは「偽古文尚書」であり、その大半は偽作されたものである。 == 体裁 == 『書経』にはその体裁によって以下のようなものがある。 *誥(こう) - 君主の臣下に対する言葉 *謨(ぼ) - 臣下の君主に対する言葉 *誓 - 君主が民衆に対する宣誓の言葉 *命 - 冊命(さくめい)あるいは君主の命令の言葉 *典 - 重要な歴史的事件のあらましが書かれたもの また人名や内容によって篇名が付けられたものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「書経」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Book of Documents 」があります。 スポンサード リンク
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