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他田氏(おさだし)とは、日本の氏族のひとつで、神武天皇の皇子神八井耳命を祖とする多氏に属する古代氏族とされる。 == 概要 == 他田氏の祖は部民制における他田部の出で、部民制は7世紀に血縁に基づく氏族制へと変わっていくが、部称は氏族名に転化されて残り、奈良時代の神護景雲2年(768年)に爵2級を与えられた伊那郡の他田舎人千世売(おさだのとねり-ちよめ)や万葉集に防人の歌を残した小県郡の他田舎人大嶋(おさだのとねり-おおしま)など、主に信濃国を中心に他田を名乗る人物が記録に残されている。ただし、同じ「他田舎人」であっても祖先が「他田の宮に奉仕する舎人」だったということ以外は示しておらず、必ずしも血統的な同族と特定されるわけではない。 また、承平8年(938年)に東山道を京に向かう平貞盛と追撃してきた平将門の軍勢100騎とが信濃国分寺付近で戦った記録に、戦死者として信濃国小県郡の郡司他田真樹(おさだのまき)の名前が残されている。 後述する他田目古系統など、主に各地の郡衙などに勤める地方役人であったとされるが詳細はわかっていない。9世紀中頃より郡司の権限が国司に集約されるに従って、他田氏の記録も見られなくなっていく。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「他田氏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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