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仙台市葛岡墓園(せんだいしくずおかぼえん)は、宮城県仙台市青葉区にある霊園。仙台市が設置し、財団法人仙台市公園緑地協会〔(全国公園協会協議会)〕が管理・運営をしている〔百年の杜づくりとは (仙台市)〕。 園内には市内唯一の火葬場である「仙台市葛岡斎場」がある。 == 概要 == 仙台市の霊園には仙台空襲後の戦災復興事業によって設置された仙台市北山霊園(現在は分譲終了)があったが、高度経済成長期に仙台市の人口が著増したため、昭和40年代に当時の仙台市と宮城町の市町境付近に当園が造成された。当園は、広瀬川左岸の権現森丘陵の南斜面を中心に広がり、川沿いの河岸段丘にあった葛岡城〔(東北大学) … 葛岡城は、現在の仙台市青葉区郷六字舘にあった、国分能登守盛の家臣の馬場筑前入道清説の居城。平城。〕のほぼ真北に位置する。 開園当初は、市内八幡町から広瀬川沿いワインディングロードの国道48号を通り、つづら折れの葛岡線〔現在の仙台市道青葉5213号・葛岡線(最小幅員3.00m、最大幅員26.00m、延長905.7m)〕および葛岡墓園入口線〔現在の仙台市道青葉5212号・葛岡墓園入口線(最小幅員13.60m、最大幅員31.20m、延長449.0m)〕を上って当園南側に至るか、あるいは、八幡町から狭隘で急峻な鰻坂〔仙台市道青葉673号・茶屋町山屋敷線(最小幅員4.00m、最大幅員6.43m、延長205.4m)〕を上り、国見ジャルダン脇の芋沢街道〔仙台市道青葉616号・芋沢街道線(最小幅員1.00m、最大幅員14.88m、延長2029.0m)〕を通って、葛岡火葬場前線〔現在の仙台市道青葉617号・葛岡火葬場前線(最小幅員7.00m、最大幅員18.94m、延長473.9m)〕で当園北側に至るかしか仙台市都心部との接続方法がなく、あまり利便性の高い霊園ではなかった。しかし、周辺道路や最寄り駅が整備されたことにより飛躍的に利便性が向上し、市の分譲分は終了した(一部で寺社等が所有する墓所の販売はある)。現在販売されている市営墓地は、2001年(平成13年)に開園した泉区の仙台市いずみ墓園(総面積266ha)のみであるが、当園への接続道路である国道48号や県道仙台北環状線沿いには、葬祭関連業種(石材店・葬儀場・葬儀屋・生花店・ホテルなど)が点在している。2009年(平成21年)度における当園での埋葬・改葬等は599件、動物納骨は1,448件だった〔(残団法人仙台市公園緑地協会)〕。 国道48号と葛岡線との交差点付近にある「郷六」バス停()が標高約75m、葛岡駅の入口が約125m、当園南側入口周辺が約140m、 給水塔()周辺が約190m、最頂部が送電線鉄塔のある場所辺りで約205mというように、当園へのアクセスには標高差を克服しなくてはならなため、車でのアクセスが一般的である。そのため、お盆や彼岸の期間は園内がしばしば渋滞する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仙台市葛岡墓園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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