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仙台空港(せんだいくうこう)は、宮城県名取市と岩沼市に跨って位置する、東北地方唯一の国管理空港(旧第二種(A)空港)である。空港ターミナルビルが名取市にあり、滑走路が岩沼市に及ぶ。 == 概要 == 宮城県中南部の海岸にほど近い、仙台市のJR仙台駅から南南東14kmほどのところに位置し、仙台空港アクセス線(空港連絡鉄道)で結ばれている。離着陸の際には、広大な太平洋と仙台湾沿いに続く砂浜や防砂林の松林、南北に流れる貞山運河、そして奥羽山脈に抱かれた仙台平野と市街地のビル群が一望の下になる。 滑走路は、開設時からある1,200mのA滑走路と新設された3,000mのB滑走路の2本あり、「y」の字型に交わる。基本的に、A滑走路はセスナなどの小型機、B滑走路は旅客機などの中型機や大型機が使用するが、航空大学校などの小型機も訓練のために、計器着陸装置(ILS)が使用できるB滑走路を使用する。他県の多くの空港では公共用ヘリコプターも見られるが、宮城県警察ヘリは仙台市若林区霞目にある陸上自衛隊霞目飛行場を使用する。 現在のターミナルビルは1997年(平成9年)7月に全館供用開始したものであるが、建設にあたりハートビル法に定めるバリアフリー基準を満たし、1995年(平成7年)12月に空港施設として日本で初めて同法認定の特定建築物となった〔 広島県〕。完成後に制定された交通バリアフリー法にも合致するように整備がなされた〔〔 国土交通省中国地方整備局「ユニバーサルデザイン先行事例」〕。 また、出発ロビーや待合室の壁面を全面ガラス張りして照明の使用を減らす省資源化が施されている点〔や、屋根が3つの波型になっている点、出発ロビーや搭乗待合室などの行先案内表示機が反転フラップ式案内表示機(パタパタ)である点などの特徴もある。展望デッキは、屋上の「スマイルテラス」(大人は有料)と屋内3階(無料)とがある。ターミナルビル中央部分のエスカレーターが集まる吹き抜けは「プラザ」と呼ばれ、中央の噴水の水を抜くと照明機能付きのステージに変わり、イベントが行えるようになっている。3階にはエアポートミュージアム「とぶっちゃ」があり、旅客機のコックピットやビジネスクラスのシート等が展示されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仙台空港」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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