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仙台貨物ターミナル駅(せんだいかもつターミナルえき)は、宮城県仙台市宮城野区宮城野にある、日本貨物鉄道(JR貨物)・東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。東北本線支線(通称、宮城野貨物線)上にある。 発送・到着地と駅名を一致させる必要があることから、JR貨物の営業上の駅名は2011年(平成23年)3月12日のダイヤ改正をもって宮城野駅(みやぎのえき)から仙台貨物ターミナル駅に改称された〔「MONTHLYかもつ」2011年3月号 VOL.61(鉄道貨物協会)19ページ〕。 JR東日本の駅にもなっているが営業開始以来旅客列車の設定はない。そのため戸籍上は一般駅であるが、実態は貨物駅となっている。また旧称の頃に正式名称は宮城野駅であるが、宮城野原駅との混同を避けるために宮城野貨物駅と呼ばれたこともある。運行管理上は現在も宮城野駅のまま改称されていないようである〔JR東日本:会社要覧2014-2015: 付表 〕〔電気車研究会『鉄道要覧』の路線図においても、JR東日本用では「宮城野」名義、JR貨物用では「仙台貨物ターミナル」名義となっている。〕。 == 駅構造 == 16.8haほどの敷地を持つ地上駅。南北に通る複線の宮城野貨物線(本線)の西側に構内が広がる。コンテナホームは合計8面、荷役線は13本ある。駅業務は仙台臨海鉄道宮城野事業所が受託する。 上下の本線に隣接する列車の着発線は3本。着発線の西隣には側線があり、コンテナホームに隣接する1線が荷役線となっている。このホームは島式であり、反対側にも1線荷役線がある。ホームの西側には、コンテナホーム3面(相対式2面・単式1面)と荷役線3本がある。西側の単式ホームの西隣には、かつて有蓋車用ホームとして使用され、現在は倉庫として使用される上屋が残る。これら3つのホームの北側には、仕分線・留置線群が置かれている。 仕分線・留置線群の西側にもコンテナホームが置かれる。ホームは島式3面(東側)と単式1面(西側)で構成され、荷役線は8本ある。なお、荷役線1線が舗装されホームの一部となっているため、その荷役線に隣接する線路も荷役線になっている。 着発線からは300メートルほどの長さを持つ引き上げ線が伸びる。着発線隣接のホームに接する2線の荷役線や一部の側線を除き、荷役線および仕分線・留置線はこの引き上げ線から分岐する。 構内は着発線を除いて電化されていない。そのため、構内の入換作業は仙台総合鉄道部に所属するDE10形ディーゼル機関車が担当している。 駅本屋は構内の南西端・宮城野2丁目交差点角に設置されている。営業窓口のJR貨物仙台営業支店も駅本屋に入居する。そのほか、駅構内には仙台総合鉄道部宮城野派出(乗務員基地)や東北保全技術センター、コンテナ検修庫、日本運輸倉庫運営の倉庫(第一営業所・第二営業所)などが設置されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仙台貨物ターミナル駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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